小売業界にもビジネスチャットが必要!情報共有活性化と業務の効率化へ
ビジネスチャットには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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- 小売業界の課題とは
- ビジネスチャットを導入するとどう変わるか
- ビジネスチャットとは
- メールやLINEではだめ?
- 最近人気のチャットボットとはどのようなものか
- ビジネスチャットとチャットボットはどう違うか
- ビジネスチャット導入で得られる効果やメリットとは
- 情報共有の効率化
- セキュリティー面の強化
- 本部から直接スタッフに連絡もできる
- スタッフの意見を簡単に聞ける
- ビジネスチャットツール比較表【料金・機能・口コミ評価】
- 小売業界で役立つビジネスチャット6選
- Slack
- Chatwork
- direct
- elgana(エルガナ)
- LINE WORKS with KDDI
- WowTalk
- その他小売業界で役立つおすすめサービス
- Buddycom
- はたLuck
- 高機能クラウドPOSレジ「スマレジ」
- 情報共有の効率化は意識改革・業務効率化にもつながる
- BOXILとは
小売業界の課題とは
小売業界はアルバイトも多く、出勤日も出勤時間も人によって違うことが多くあります。
本部からの連絡をすべてのスタッフに知らせるためにメールや電話、伝言板などを活用している店舗は多いでしょう。しかし、メールや伝言板を見ていないスタッフがいたり、電話がなかなかつながらなかったりと、手間がかかることも少なくありません。
また、本部から情報をスタッフに共有する場合、本部から店舗へ連絡があり、それを店舗がスタッフに連絡する仕組みで、大幅なタイムロスが生まれてしまいます。
つまり、情報共有の不正確さと共有時のタイムロスが小売業界では大きな課題といえます。
ビジネスチャットを導入するとどう変わるか
こうした小売業界の課題は、ビジネスチャットを導入することで変わります。
スタッフが出勤していない日にも情報を見られるほか、メールでは宛先設定ミスや確認漏れが発生しやすいですが、ビジネスチャットではメンション機能や既読確認機能により、伝達状況を可視化しやすくなります。
通知機能やアラーム機能などにより、見逃すことなく情報を受け取れます。
また、本部からスタッフへの連絡もビジネスチャットによって直接受け取れます。
ビジネスチャットとは
ビジネスチャットとは、LINEのように簡単なメッセージをチャット形式でやりとりできるツールのことです。基本的なメッセージ機能に加え、ビジネスで役立つファイル共有といった機能も充実しています。
またグループチャットにしておけば、スタッフ全員にメッセージを簡単に送れます。さらにビジネスチャットによっては既読機能やタスク管理機能があるため、大変便利です。
メールやLINEではだめ?
メールの場合、送られても見ていない人がいるほか、ウイルスメールや情報漏えいなどセキュリティー上の問題もあります。
LINEでも良いのではと思う方もいるかもしれませんが、LINEの場合、プライベートで使っている方が多いため公私の区別が難しくなる場合があります。
最近人気のチャットボットとはどのようなものか
チャットボットとは、あらかじめ設定された会話シナリオやAIを使って、自動的にユーザーとテキストベースで対話を行うプログラムのことです。
あらかじめ予想できる質問と回答を用意しておけば、顧客の質問に対してチャットボットがリアルタイムで回答してくれます。
さらに、iPadやiPhoneに導入されているSiriは、アプリとも連携し、今後の予定やWeb上での検索結果を表示してくれます。
ビジネスチャットとチャットボットはどう違うか
前述したとおり、チャットボットはロボットが質問に対して回答してくれるもので、人間同士の対話のためのツールではありません。
そのため、スタッフの情報共有にはビジネスチャットを使う必要があります。
ビジネスチャット導入で得られる効果やメリットとは
小売業界がビジネスチャットを導入することで得られるメリットとしては、次の4つが挙げられます。
情報共有の効率化
店舗ではこれまでメール、電話、伝言板などで情報共有してきましたが、見ていない、聞いていないことも多くあります。
しかし、ビジネスチャットであれば、自宅にいても情報を確認できるほか、メールのように送信漏れ・確認漏れも起こりづらいです。
さらに過去にさかのぼって、連絡事項を確認することも簡単にできます。
セキュリティー面の強化
メールはウイルスの問題や誤って外部へ情報を送ってしまう危険性がある一方、ビジネスチャットは、アクセス制限や監視機能が備わっているものが多く、正しく運用すればセキュリティ面の強化につながります。
ビジネスチャットはそのチャットルームに招待されているメンバーしか見られないからです。
間違えて別のチャットルームにメッセージを送ってしまう可能性はありますが、メールのアドレス間違いに比べると低リスクでしょう。
本部から直接スタッフに連絡もできる
これまで本部から店舗へ連絡があり、それを店舗がスタッフに連絡する仕組みでした。しかし、ビジネスチャットを使えば、本部からスタッフに直接連絡できます。
そのため、店舗のスタッフに対する連絡漏れを防ぐだけでなく、本部が各スタッフについて把握できるメリットもあります。
スタッフの意見を簡単に聞ける
これまで店舗のひとりのスタッフが、本部の管理職に意見を伝えるのは難しい仕組みでした。しかし、ビジネスチャットを利用すれば、誰でも本部に対して意見を述べられます。
現場で働くスタッフの意見を聞く機会はとても貴重です。ビジネスチャットは個人の意見を聞くツールとしても役に立ちます。
次の記事では、よりコミュニケーションを取ることに特化した社内SNSのメリット、デメリット、市場規模についてくわしく解説しています。
ビジネスチャットツール比較表【料金・機能・口コミ評価】
おすすめビジネスチャットツールの機能・特徴・口コミ評価を比較表にまとめました。さらにくわしくツールを知りたい方は、無料でダウンロードできる資料がおすすめです。ぜひサービスを選定する際の参考にしてください。
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※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
小売業界で役立つビジネスチャット6選
ビジネスチャットは有料・無料も含め、さまざまものが出ていますが、どのツールを使えばよいかわからないのが実情です。
ビジネスチャットの中でも特に小売業界で役立つビジネスチャットを紹介します。
- 多くの外部サービスと連携できる
- ドキュメントの共同編集ができる
- どのOS、アプリでも同じように表示されて利用しやすい
Slackの最大のメリットは、外部アプリとの連携が簡単にできるところです。
たとえばGoogle カレンダーと同期しておけば、本日の業務やイベントを簡単に共有できます。
小売業界では販促予定をGoogle カレンダーに入れることにより、すべてのスタッフが忘れずに確認できるでしょう。また、お店のXやInstagramの内容もSlack上で共有でき、どのような情報をお店が流しているかも共有できます。
- 煩雑なタスク管理ができる
- スタートアップから中小企業まで豊富な導入実績
- ビデオ通話が簡単にできる
Chatworkの最大のメリットは、タスク管理ができるところです。
小売業においても、各スタッフがどのようなタスクを実行しているのか、またタスクが完了したのか簡単に管理できるメリットがあります。Chatworkを使うことで、タスクの確認漏れや報告漏れを防げます。
次の記事ではChatworkのくわしい使い方も紹介しています。導入を考えている方はぜひあわせてお読みください。
- シフト制でもリアルタイム共有が可能
- 業務連絡を一元化し、情報漏えいリスクを低減
- 災害時の安否確認を迅速に実施
directは、小売業界の現場で発生しがちな情報共有の課題を解決するビジネスチャットです。本部と店舗間、店舗スタッフ同士の連絡をリアルタイムで行えるほか、既読・未読の確認やメンション機能により確実な伝達を実現します。
情報共有の抜け漏れ防止やセキュリティ強化が強みです。管理者によるアカウント制御や端末制限により、機密情報の漏えいリスクを大幅に軽減できます。緊急時の一斉連絡や安否確認も効率的に行えます。
elgana(エルガナ) - NTT西日本株式会社
- 既読確認で伝達状況を把握
- 連絡先不要でスタッフとつながれる
- 電話・メールより迅速に情報共有できる
elgana(エルガナ)は、小売・卸売業界の情報共有を効率化するビジネスチャットです。連絡先を知らなくてもスタッフに素早く連絡できるうえ、既読確認機能により、情報が伝わったかを確認できます。
トーク機能では1対1やグループでのやり取りが可能で、ファイル共有もスムーズに行えます。
マネジメント支援と業務効率化が強みです。現場スタッフの声を簡単に拾え、管理者は急な欠勤連絡も即時に把握できます。日々の業務改善や経営判断に役立つ情報をリアルタイムで収集できます。
LINE WORKS with KDDI
- スケジュール変更をスマホで簡単調整
- 掲示板機能で情報共有を効率化
- LINE連携で顧客対応もスムーズ
LINE WORKS with KDDIは、小売業界に特化したビジネスチャットです。シフト変更や急な予定調整もスマホ1台で完結でき、カレンダー機能で勤務予定を一目で把握できます。
掲示板機能を使えば、マニュアルや商品情報の共有も簡単です。写真付きの在庫確認や不良品報告も手軽に行えます。
顧客との連携とセキュリティの両立が強みです。LINE連携機能により、イベント案内や問い合わせ対応をリアルタイムに実施できます。さらに、管理機能で会話ログを取得できるため、シャドーIT対策としても有効です。
- 安否確認や匿名相談も対応
- 管理者による細かな権限設定
- AIチャット機能も標準搭載
WowTalkは、多機能な法人向けビジネスチャットです。通常のチャット機能に加え、日報作成、タスク管理、掲示板、音声通話、安否確認など幅広い機能を搭載しています。
さらに、匿名相談や感謝を伝えるサンクス機能、AIチャット機能も利用できます。
高セキュリティと柔軟な管理が強みです。管理者は全社員のアカウント管理や機能制限、特定ワード検知、優先通知設定など細かく制御できます。パーティション機能により、コミュニケーション範囲の制御も可能です。
その他小売業界で役立つおすすめサービス
ビジネスチャット以外にも、小売業界で役立つサービスは多くあります。小売業界におすすめのその他のサービスを紹介します。
- 現場と遠隔地のスタッフがリアルタイムに情報連携
- やり取りの録音や録画、テキスト化に自動対応
- 音声を複数言語に一斉翻訳
Buddycomは、利用継続率99.6%※のグループ通話で業務連絡できるコミュニケーションツールです。ユーザー数、グループ数制限なく、音声と映像、文字で情報共有できます。やり取りは自動で保存されるので、聞き逃し時の確認に役立ちます。
ネット環境化であればやり取りが可能なため、本部と現場や、売り場とバックヤードなど距離に影響を受けずに情報連携が可能です。グループ内の通話を複数言語に同時翻訳でき、多言語での会話に対応しています。
※出典:サイエンスアーツ「Buddycom-バディコム-次世代トランシーバー・インカムアプリ」(2025年6月18日時点)
はたLuck - 株式会社HataLuck and Person
- シフト作成やチャットなど、小売店に役立つ充実した機能
- 専用のモバイルアプリがあり、アルバイトでも手軽に使える
- シフト希望の管理や画像付きチャットで、雑務の負担を最小限に
はたLuckは、シフト作成やチャットなど、小売店に役立つさまざまな機能を搭載した店舗管理システムです。専用のモバイルアプリがあるため、正社員からアルバイトスタッフまで手軽に扱えます。
従業員はアプリからシフト希望を提出可能。自動作成されたシフト希望表を編集・調整するだけでシフト作成ができるため、店長やマネージャーの毎月の負担を軽減できます。また、画像付きのメッセージや宛先指定でチャットも送れます。
高機能クラウドPOSレジ「スマレジ」 - 株式会社スマレジ
- 時間や場所を問わず店舗の状態をリアルタイムで把握
- 詳しい分析項目で売上のすべてを把握し、経営を可視化
- その場で在庫管理も
高機能クラウドPOSレジ「スマレジ」は、iPhone・iPadなどを活用した高機能POSレジです。Waiterオーダーエントリーシステムと連携し、完璧な飲食店運営を可能にします。
単体での運用も可能なため、あらゆる業種で使える柔軟性を持ちながら、商品管理、売上管理、在庫管理、顧客管理、売上分析など、圧倒的な高機能を搭載。すべてがクラウド環境で管理されるため、煩わしい設定やメンテナンスも必要ありません。
もちろん、クラウド環境を活かして、外部からのデータアクセスも可能。時間と場所を問わないデータ確認が可能になるほか、複数店舗の管理にも対応しています。
情報共有の効率化は意識改革・業務効率化にもつながる
ビジネスチャットの最大のメリットは、情報共有を効率化できることです。ここで重要なのは、単に全員が同じ情報を共有することではありません。
会社が目指す方向性や、現在実践していることを全員が理解することで、スタッフ一人ひとりが会社全体の動きを把握し、自身の業務にどう貢献できるかを考える意識改革につながります。さらに、成功事例のような好事例を共有できれば、業務効率の向上にもつながるでしょう。
こうしたメリットを享受するためにも、ビジネスチャットの活用は必須です。本記事を参考にして、導入を検討してみてください。
本記事で紹介した各システムの詳細は、記事内の「詳細はこちら」ボタンから確認できます。ボタンからは各システムの口コミもチェックできるので、料金や機能と口コミを照らし合わせ、より自社に合うシステムを選んでください。
BOXILとは
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