リモートワークに必須のツール9種!テレワークで導入すべきサービスを比較
リモートワーク/テレワークに必須のデジタルツールを厳選。コミュニケーションやナレッジ共有、勤怠管理、セキュリティといった課題から、テレワークに必要なツールをカテゴリごとに整理しました。リモートワークのメリットやツールの選び方、おすすめサービスの料金や特徴も比較しています。
ビジネスチャットには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。 後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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リモートワーク/テレワークとは
リモートワーク/テレワークとは自宅やカフェ、コワーキングスペースなどオフィス以外の場所で、デジタルツールを活用して仕事を行う柔軟な働き方のことです。
以前から概念自体はあったものの、WebデザイナーやエンジニアといったIT系の専門職が中心でした。しかしインターネット環境が整い、ICT技術が飛躍的に進歩したことから、ここ数年で一気に拡大しました。バックオフィスを含め、リモートワークが可能な職務領域で増加傾向にあります。
政府もテレワークを推進しており、多くの企業や組織で導入が進んでいます。
リモートワーク/テレワークのメリット
リモートワーク/テレワークのメリットとして、次のような点が挙げられます。
ワーカーのメリット
通勤時間がかからず時間を有効活用できる
育児や介護と両立しやすい
通勤のための移動時間や準備時間など、時間を効率的に使えます。また、通勤ラッシュの混雑を回避できるため、ストレスを軽減できるメリットもあり、混雑回避にも寄与します。
企業のメリット
優秀な人材の確保につながる
オフィス維持費を削減できる
リモートワーク/テレワークを活用すると、育児や介護のために家を離れにくい人や、企業所在地から離れた場所に住む優秀な人など、「出社」前提では雇用が難しかった人材が雇用対象になります。在宅勤務を前提に仕事を探している人もいるため、応募者の増加につながる可能性もあるでしょう。
また、オフィス維持費も無視できません。出社人数が少なくなると必要な収容面積が小さくなり、家賃や光熱費を削減できます。さらに通勤交通費も支給せずに済み、コストカットにつながります。
リモートワーク/テレワークの課題
一方で、リモートワーク/テレワークならではの課題やデメリットもあります。具体的には次のようなものが挙げられます。
コミュニケーションロスが発生する
ナレッジや情報が共有されにくい
セキュリティリスクが高まる
「何をしているか」が見えにくい
スキルアップの機会が減る
勤怠管理のような労務の問題が生じる
マネジメントが行き届かない
雑談によるイノベーションの機会が失われる
ワーカーの孤独感が高まる
複数人での会議は会社へ行かなければならない
なかでももっとも大きい課題が「コミュニケーション」と「情報共有」です。それぞれ詳しく紹介します。
コミュニケーションロスが発生する
リモートワーク/テレワークに移行すると、直接顔を合わせる機会が減るため、コミュニケーションロスが発生します。会社に出社していれば、すぐ近くにいるため、気軽に声をかけて気になる点やわからない点について相談可能です。
しかしリモートワークでは、相手の状況がわからないため基本的に対面での会話は行わず、まずはチャットやメールといったテキストを使って連絡を取る必要があります。このようにコミュニケーションのハードルが高いため、挨拶や雑談といった何気ないコミュニケーションがしにくく、意思疎通を図るのも難しくなります。
またテキストだけでは意図やニュアンスが伝わりにくく、誤解を招く可能性もあるでしょう。こういった理由から、従業員の仕事に対するモチベーションや、生産性が低下する可能性もあります。
ナレッジや情報が共有されにくい
リモートワーク/テレワークでは、ナレッジや情報が共有されにくいのも大きな課題の1つです。通常ナレッジや情報の共有は、会社に出社して何気ない会話を行うなかで、自然と行われます。しかしテレワークでは、前述したように何気ない会話ができないため、ナレッジや情報が共有されにくくなります。
社員によって情報格差が発生する可能性もあり、チームワークにも悪影響を与えるでしょう。また社員のなかに、業務に関するノウハウやナレッジが発生したとしても、それをアウトプットする場がないため、業務のやり方やフローの属人化も考えられます。
これらのリモートワーク/テレワークのデメリットをカバーするカギが、ツール活用です 。SaaS(Software as a Service/サービスとしてのソフトウェア)を中心とする、クラウド型ツールを利用すれば多くの機能をオンラインで完結できます。
リモートワーク/テレワークツールの選び方と注意点
リモートワークツール選定の際は、可能な限り、オフィスでの通常業務で実際に使用してから、在宅勤務者に展開しましょう。管理者向け機能の整備や運用ルールの設定、使い勝手の検証を済ませてからでないと、使いこなせず組織に根づかないためです。多くのサービスが無料トライアルの期間を設けているので、積極的に活用しましょう。
次章より、リモートワーク/テレワーク管理に必須のクラウドシステムを、ITツールの種類ごとに厳選し解説 します。在宅勤務を管理できる理由や、業務改善ができる理由なども含めて紹介するため、導入を検討する際の参考にしてください。
1. Web会議システム:テレワークの定番ツール
Web会議システムを使えば、メンバーや上司の顔を見られるだけでなく、資料や画面を共有しながら効率よく対話型のコミュニケーションを取れます。新型コロナ対策でオンライン会議を行うため「Zoom」ユーザーが急増したように、テレワークの必須ビジネスツールと言ってよいほど普及しました。
Web会議システムは個人のパソコンやスマートフォン端末から参加でき、基本的に専用機器も必要ありません。会議だけでなく拠点間の常時接続や、多拠点の従業員が集まれる“コミュニケーション拠点”といった使い方もできます。セキュリティや通信品質を重視するなら、テレビ会議システム もおすすめです。セキュアなオンライン上の“会議室”へ、ZoomやTeamsを通じて個人デバイスから接続できるツールであり、リモートワーカーでも手軽に参加できます。関連記事
【厳選】おすすめWeb会議システムをまとめてチェック!
Web会議システムの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能 です。テレワーク・リモートワークの促進、移動コストの削減、会議しながら資料を共有、話しながら表情を確認するなど、さまざまな目的で導入されるWeb会議システムの比較にお役立てください。
Zoom
は、クラウド上でのオンライン会議やチャット機能を統合した、コミュニケーションプラットフォームです。無料のベーシックプランでも最大40分、最大100人までのグループ会議が行えます。アプリインストールが必要な分、通信が安定しており、モバイルアプリも使いやすいとの評判です。
ウェビナー
向けプランもあり、研修やセミナーの開催にも役立つでしょう。
料金プラン・価格
料金プラン 初期費用 月額料金 ベーシック 無料 無料 プロ 無料 1,999円/ユーザー(年払いの場合) ビジネス 無料 2,749円/ユーザー(年払いの場合)
bellFaceは、Webブラウザを使った対面式のオンライン商談を実現するサービスです。電話とインターネット検索を組み合わせて接続するので、簡単にオンライン商談を開始できます。
会話はそのまま電話で行うため、通信状況が不安定でも安定してコミュニケーションを続けられます。営業側の映像は顧客に配信されるものの、顧客側の映像配信は任意であり、Webカメラや専用アプリケーションも不要です。資料やパソコン画面の共有もできるので、スムーズなオンライン商談ができるでしょう。
料金プラン・価格
要問い合わせ(初期費用+月額費用、テクニカルサポートを含む)
LINC Biz(リンクビズ)
は、シャープのグループ会社が開発した資料共有や音声、ビデオ会議が行えるビジネスコミュニケーションツールです。Web会議を資料共有しながら行えて、書き込みも行えます。またアカウントをもたないゲストも招待できるので、社外メンバーや取引先とのミーティングにも利用できます。高度なチャットボットも搭載しており、社内問い合わせ業務の効率化を図れるでしょう。
料金プラン・価格
料金プラン 初期費用 月額料金(税込) フリープラン※ 無料 無料 スタンダードプラン 無料 385円/ユーザー
※ 1会議室・最大3接続まで
Microsoft Teams
は、Microsoftが提供するチームのためのコラボレーションツールです。チャット・音声通話・Web会議・ファイル共有といった機能で、リモートワークのコミュニケーションと業務をサポートしてくれます。WordやPowerPoint、Excelなどの使い慣れたOfficeアプリで、共同編集をリアルタイムで行えます。
Microsoft 365に含まれているので、Microsoft 365を使用している企業はすぐに利用可能です。100人まで参加できる最長60分のグループ会議を、無料で無制限に開催できます。
料金プラン・価格
料金プラン 初期費用 月額料金(税抜) 無料プラン 無料 無料 Microsoft Teams Essentials 無料 599円/ユーザー Microsoft 365 Business Basic 無料 899円/ユーザー Microsoft 365 Business Standard 無料 1,874円/ユーザー
すべて年払いの場合
2. ビジネスチャット:テレワークのコミュニケーション課題を解決
日常的なコミュニケーションがメールからLINEへ移行したように、企業でもチャット利用が拡大しています。
リモートワークは耳から入る情報が減る分、情報共有に課題が出がちです。しかしチャットツールなら、電話で生じるようなクローズドなやり取りもオープン化し、皆が見やすいかたちでやり取りできます。また「雑談部屋」といったチャットグループを作成すれば、リモートワークでも出社したときと近いようなコミュニケーションが取れます。
企業で利用するならビジネスユース向けのチャットが安心です。「ビジネス版のLINE」ともいえる
ビジネスシーンに特化したチャットサービス
を紹介します。関連記事
注目のビジネスチャット、サービス資料まとめ
【厳選】おすすめビジネスチャットをまとめてチェック!
ビジネスチャットの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能 です。効率的な情報共有、タスク管理、リモートワークなどさまざまな目的で導入されるビジネスチャットの比較にお役立てください。
Quip
は、Salesforceが提供する、ドキュメントやスプレッドシートなどを共同編集できるコラボレーションツールです。チャット機能を搭載し、ドキュメントの特定箇所にコメントできるため、やり取りしながらの同時編集に役立ちます。
ドキュメント上のコメントへリアクションされたときや、実行した作業に対しコメントがあったときは通知してくれます。またチャットの未読、既読状態の確認やスタンプによるリアクションが可能です。
料金プラン・価格
プラン名 初期費用 月額料金 Quip Starter – 10ドル/ユーザー Quip Plus – 25ドル/ユーザー Quip Advanced – 100ドル/ユーザー
elgana(エルガナ)
は、無料から使えるNTTグループ公式のビジネスチャットツールです。業界や業種を問わず、幅広い企業へ導入されてきた実績があります。チャットはもちろん、ボイスチャットやファイル添付も行えます。端末にデータを保存しない設定ができるので、端末紛失時のセキュリティ対策も可能です。
また、クリップしたメッセージを一覧表示したり、アンケート機能で日程調整したり、やり取りに役立つ機能を搭載しています。有料プランには有人サポートがあるので、ITに不慣れな従業員がいる企業にもおすすめです。
料金プラン・価格
料金プラン 初期費用 月額料金(税込) おためしプラン※ 無料 無料 ベースプラン 無料 275円/1ID(年額契約の場合) アドバンストプラン 無料 734円/1ID(年額契約の場合)
※ユーザー数100人、ボイスチャット40分、1ユーザー10トークルームまで
Slackは、世界中で導入・利用されているビジネスチャットツールです。細かいプロジェクトやチームごとに専用のチャンネルを作成し、情報を集約できます。テキストだけでなく、音声や動画でのリアルタイムなコミュニケーションや、音声・動画クリップ機能による非同期での情報共有が可能です。
メッセージに絵文字で反応できるリアクション機能、一つの話題を連続して話すときに会話をまとめられるスレッド機能など、会話を整理する機能が充実しています。またGoogle ドライブやZoomをはじめ、多数の他社アプリと連携しており、通知をSlackに一元化 できます。
料金プラン・価格
料金プラン 初期費用 月額料金(税込) フリー 無料 無料 プロ 無料 925円/ユーザー(年払いの場合) ビジネスプラス 無料 1,920円/ユーザー (年払いの場合) Enterprise Grid 要問い合わせ 要問い合わせ
Chatwork
は、日本発のビジネスチャットツールで、多くの企業に導入されてきた実績があります。日本企業らしいきめ細やかなサポートと使いやすさが評価されています。グループチャット機能はもちろん、音声通話・ビデオ通話機能があり、内容に合わせてコミュニケーション手段を変えられ、社外の人もグループに追加できます。タスク管理ツールや、非常時の安否確認ツールとしても使えるため、複数ツールを導入したくない企業におすすめ です。APIで他サービスとの連携も行えます。無料で使えるフリープランもあり、小規模事業所でも導入しやすいチャットツールです。
料金プラン・価格
料金プラン 初期費用 月額料金 フリー※ 無料 無料 ビジネス 無料 700円/ユーザー(年間契約) エンタープライズ 無料 1,200円/ユーザー(年間契約)
※ユーザー数100人、ビデオ・音声通話1対1、機能制限あり
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ChatLuck
は、アクセス権限やネットワークポリシーの設定、端末認証などセキュリティに特化したビジネスチャットツールです。アプリでも利用できるのはもちろん、オンプレミスにも対応し、VPNやLGWAN、ネットワーク分離といった柔軟なシステム構成が可能です。
テキストや通話によるやり取りのほか、大容量ファイルや位置情報も共有できます。削除データやダウンロード履歴を含む投稿内容が一元管理でき、内部統制とセキュリティを対策しながら、コミュニケーションを活性化させられます。情報管理に厳しい企業にもおすすめできるツールです。
料金プラン・価格
プラン名 初期費用(税込) 料金(税込) クラウド版 0円 330円/月/ユーザー パッケージ版(基本ライセンス) 396,000円(10ユーザー〜) 792,000円/年 パッケージ版(ルームライセンス) 165,000円(10ルーム) 33,000円〜/年
※パッケージ版の年間料金は2年目以降から発生
無料トライアルあり(クラウド版30日間、パッケージ版60日間)
Lark(ラーク)
は、チャットやビデオ会議、スケジュール管理などを1つのプラットフォームから実行できる、ビジネスチャットツールです。
メッセージの既読や未読の状態を確認でき、急ぎの要件は「至急連絡」機能で相手の素早い対応を促せます。他にもリマインダー送信やメッセージ掲載、自動ワークフローなどをサポートするチャットボットも搭載されています 。
料金プラン・価格
料金プラン 初期費用 月額料金(税抜) スターター※ 無料 無料 プロ 要問い合わせ 1,420円/ユーザー(年払いの場合) エンタープライズ 要問い合わせ 要問い合わせ
※ユーザー数20人、ビデオ会議60分/回まで
LINE WORKS
は、ビジネス版のLINEといえる誰でも簡単に使えるチャットツールです。LINEと変わらない操作感のため、従業員も操作に慣れている人がほとんどで、導入しやすいコミュニケーションツール です。テキスト・写真・動画・ファイルを、ポップなLINEスタンプとともに気軽に送れるため、コミュニケーションを活性化できるでしょう。
メッセンジャー・グループチャット・カレンダー共有・資料の共有・掲示板・アンケートなどが、社内アドレス帳と連動できます。30人まで無料で利用できるフリープランも用意されています。
料金プラン・価格
料金プラン 初期費用 月額料金 フリー※ 無料 無料 スタンダード 無料 450円/ユーザー(年額契約) アドバンスト 無料 800円/ユーザー(年額契約)
※ユーザー数30人、ビデオ通話最大4人60分まで、機能制限あり
Remotty(リモティ)
は、株式会社ソニックガーデンが提供する、リモトートワークのための仮想オフィスツールです。リモートワークで失われがちな「人がいる存在感」「雑談」「声かけ」「相談」などのコミュニケーションを、Web上のオフィスで実現できます。パソコンのカメラで自動撮影された写真が2分間隔で共有され、在席や会議中などをひと目で確認でき、話したい相手とチャットやWeb会議を簡単に始められます。
料金プラン・価格
料金プラン 初期費用 月額料金(税抜) 要問い合わせ 3,500円/5ユーザー~
Talknote
は、チャット形式でのやり取りやタスク管理、サンクス機能などを備えたカルチャーマネジメントツールです。個別チャットや投稿によるグループ内での情報共有を行えます。
コミュニケーションデータにもとづく組織のコンディションのスコア表示や、アクセス時間の増減をもとにオーバーワークの検知なども可能です。
料金プラン・価格
プラン名 初期費用 月額料金(税抜) 年間契約一括払い 要問い合わせ 1,180円/1ユーザーライセンス、580円/1アルバイトライセンス 月契約月々払い 要問い合わせ 1,380円/1ユーザーライセンス、680円/1アルバイトライセンス エンタープライズプラン 要問い合わせ 要問い合わせ
3. グループウェア/ナレッジツール:テレワークの情報共有に
グループウェアとは、メール・スケジュール・掲示板・ファイル共有・タスク管理など、日々の業務で使用する機能をまとめたツールです。
ビジネスチャットだけでもコミュニケーションを促進できますが、「チャット」の性質上どんどん情報が流れてしまうデメリットもあります。しかしグループウェアは情報ポータルの側面が強いため、全社的な情報共有を行う場であり、ナレッジ蓄積としても機能します。
スレッドを立てたり、他メンバーの共有事項にコメントをしたりができる
社内SNS
もあり、コミュニケーションも活性化できるため、生産性の向上にも期待できるでしょう。
ナレッジツールは、情報共有をクラウドで実現するツールです。
テレワークでは口頭で話す機会が減り、またアウトプットの重要性が高まるため、ノウハウ共有が後回しになりがちです。そのため、リモートワークだからこそナレッジシェアを推進する必要があります。
クラウドマニュアル作成ツール
や
ナレッジマネジメントツール
といった専用サービスへの関心が高まっています。関連記事
こちらからはBOXILに掲載しているグループウェア製品を、おすすめ順・人気順のランキング形式で比較できます。
Confluence(コンフルエンス)
は、情報共有とコミュニケーションを融合させた、リモートワークに最適なナレッジツールです。チームのナレッジマネジメントとプロジェクト計画をサポートし、知識を集めてコラボレーションを促進させます。ファイルストレージ機能もあり、Slack・Jira・Trello・Microsoft 365など、多くのアプリとも連携できて便利です。10名まで無料のFreeプランも提供しています。
料金プラン・価格
料金プラン 初期費用 月額料金 Freeプラン※ 無料 無料 Standard 無料 679円/ユーザー(300ユーザーの場合) Premium 無料 1,277円/ユーザー(300ユーザーの場合) Enterprise 無料 要問い合わせ
※ユーザー数10人、最大3つのホワイトボード、最大2GBのファイルストレージ
desknet’s NEOの容量を制限した低価格版
1ユーザーあたり月額220円(税込)から利用できる
低価格ながら豊富な機能と充実のサポート体制
掲示板 ファイル共有 チャット スケジュール メール ワークフロー 会議室予約(設備予約) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
料金プラン・価格
料金プラン 初期費用 料金(税込) ライトプラン 無料 22,000円/年(10ユーザーまで) スタンダードプラン 無料 4,400円/月(20ユーザーまで)
サイボウズ Office
は、国産の中小企業向けグループウェアです。スケジュール共有や掲示板、メッセージ、ワークフロー、プロジェクト管理など社内の情報共有を円滑にする機能を豊富に備えています。パソコンやタブレット、スマートフォンに対応し、高いセキュリティも確保できるので、テレワークのチーム利用にも最適です。
料金プラン・価格
料金プラン 初期費用 月額料金(税抜) スタンダードコース 無料 600円/ユーザー プレミアムコース 無料 1,000円/ユーザー
※契約は5ユーザーから
徹底した現場主義で直感的に使える
高性能かつ高信頼性
デスクネッツは安心のセキュリティ環境
掲示板 ファイル共有 チャット スケジュール メール ワークフロー 会議室予約(設備予約) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
料金プラン・価格
【クラウド版】
料金プラン 初期費用 月額料金(税抜) ライト 無料 600円/ユーザー スタンダード 無料 800円/ユーザー プレミアム 無料 1,000円/ユーザー
※契約は5ユーザーから
【パッケージ版】
基本ライセンス価格:75,000円(税抜)/5ユーザー〜
無料お試し期間:クラウド版30日間、パッケージ版60日間
必要なアプリを直感的に作成でき、チーム内で共有して使える
通知やスレッドを使ってスピーディーに情報共有
スマートフォン専用アプリでテレワークでも便利
掲示板 ファイル共有 チャット スケジュール メール ワークフロー 会議室予約(設備予約) ○ ○ – – – ○ –
料金プラン・価格
料金プラン 初期費用 月額費用(税抜) ライトコース 無料 1,000円/1ユーザー スタンダードコース 無料 1,800円/1ユーザー ワイドコース 無料 3,000円/1ユーザー
※契約は10ユーザーから
4. プロジェクト管理ツール:時間管理を効率よく
テレワークで生じる「誰が何をやっているか見えにくい」や、「きちんと稼働しているかわからない」といった課題を解決する手段の1つが、プロジェクト管理ツールの導入です。
プロジェクト管理ツールとは、進捗管理やスケジュール管理、案件管理といったプロジェクトの進行に関する要素を一元的かつ効率的に管理するためのツールです。これらの業務管理や時間管理はExcelでも管理はできますが、クラウドサービスを利用すれば、リモートワーカーともオンラインでリアルタイムに共有できます。
また個人や家族間の時間管理に利用する人が増えており、ビジネスシーン以外へと広まりつつあります。関連記事
注目のプロジェクト管理ツール、サービス資料まとめ
Backlog(バックログ)
は、国産のプロジェクト管理ツールです。ファイル共有やWiki、バージョン管理など、コミュニケーションを促進するための機能を幅広く備えているのが特徴です。
料金プランは30ユーザー月額2,970円(税込)からで、スタンダード以上のプランはユーザー無制限に設定されています。多彩な機能を組み合わせて、低コストでプロジェクト管理を進めたい企業におすすめのサービスです。
料金プラン・価格
料金プラン 初期費用 月額料金(税込) スターター 無料 2,970円(30ユーザーまで) スタンダード 無料 17,600円 プレミアム 無料 29,700円 プラチナ 無料 82,500円
クラウドログ
は、プロジェクトの工数を見える化するのにおすすめのクラウドサービスです。Google カレンダーやOutlookカレンダーと連携でき、ドラッグ&ドロップで直感的に操作できます。スマートフォンからも入力できるため、現場スタッフや外勤営業が多い企業での利用もおすすめです。メンバー設定や項目設定を細かく変更できる、管理機能も充実しています。
料金プラン・価格
料金プラン 初期費用 月額料金 ベーシックプラン 無料 要問い合わせ プレミアムプラン 無料 要問い合わせ
Asana – 双日テックイノベーション(販売代理店)
Asana
は、米国発の人気プロジェクト管理ツールです。タスク管理機能が充実しており、大企業への導入実績を多くもちます。無料のPersonalプランでも、無制限のタスクとプロジェクト管理が可能です。有料プランでは、タイムラインやワークフロー機能が使えるようになります。Slack・Microsoft 365・Salesforce・Gmailといった、ビジネスツールと連携できる点も便利です。
料金プラン・価格
料金プラン 初期費用 月額料金 Personal 無料 0円 Starter 要問い合わせ 1,200円/ユーザー(年間払い) Advanced 要問い合わせ 2,700円/ユーザー(年間払い) Enterprise 要問い合わせ 4,500円/ユーザー Enterprise+ 要問い合わせ 6,500円/ユーザー
5. オンラインストレージ:ファイル管理・共有に必須
リモートワークは社外からのアクセスが前提であるため、クラウド環境下でデータを管理、共有できる、オンラインストレージサービスが欠かせません。
個人向けではGoogle ドライブやDropboxが知られているものの、個人のアカウントに紐づくため、権限管理やセキュリティに不安が残ります。そこで、これらの法人向けプランか専用サービスを利用するのがおすすめです。
書類をデータ化しクラウドへ 契約書や請求書をデータ化しサーバーに保管すれば、ペーパーレス化を実現可能です。各専用クラウドサービスとの併用がおすすめです。
「
電子契約サービス 」“ハンコ出社”をやめ印紙代も削減
「
請求書発行サービス 」取引に必要な書類を自動作成&メールで送付
「
ワークフローシステム 」社内稟議を電子化し、内部統制を強化
関連記事
ストレージ容量無制限、大容量ファイルの共有も
豊富な種類のアクセス権限設定が可能
24時間365日受付のヘルプデスク
Box over VPN
は、セキュアなVPN接続環境で「Box」を利用できるオンラインストレージサービスです。ストレージ容量が無制限で、膨大な数の拡張子に対応するプレビュー機能を搭載しています。そのため幅広いファイルを一元管理可能です。
VPN接続に対応し、ファイル単位での共有設定もできるため、厳密な情報管理が求められる外部とのファイル共有にも利用できます。日本国内のデータセンターにファイルを保管できる「Box Zones Japan over VPN」も選択可能です。
料金プラン・価格
プラン 容量 月額料金(税抜) Business インターネット型 無制限 1,750円/ID~ Business VPN型 無制限 1,800円/ID〜 Business Plus インターネット型 無制限 2,900円/ID〜 Business Plus VPN型 無制限 3,000円/ID〜 Enterprise インターネット型 無制限 4,050円/ID〜 Enterprise VPN型 無制限 4,200円/ID〜
文書以外のさまざまなファイルも共有可能
初期費用無料、ユーザー数無制限で利用できる
各種対策を組み合わせた強固なセキュリティ
DirectCloud-SHIELD
は、社内外問わず、安全かつ効率的にファイル共有を実現する法人向けファイル共有サービスです。チャット機能や豊富な種類のファイルに対応したプレビュー機能など、ファイル共有をするうえで役立つさまざまな機能を搭載しています。暗号化や二要素認証、不正侵入検知といった強固なセキュリティ環境で安心して利用できます。
料金プラン・価格
プラン 容量 月額料金(税抜) スタンダード 500GB 36,000円 アドバンスド 1TB 60,000円 ビジネス 4TB 108,000円 プレミアム 12TB 216,000円 エンタープライズ 35TB 360,000円 エンタープライズ Plus 50 50TB 600,000円 エンタープライズ Plus 100 100TB 1,000,000円
電子署名とパワフルな拡張機能
遠隔削除や無制限のファイル復元といったビジネスユースに対応
数多くのチームの利用実績
チーム向けDropbox
は、数多くのチームに利用されているDropboxの法人向けクラウドストレージサービスです。Microsoft Officeファイルとの統合やアプリの拡張機能が豊富であるため、作業効率向上が期待できます。電子署名、ドキュメントの追跡、バックアップといった機能で、テレワークで使い勝手がよいサービスです。
料金プラン・価格
プラン 容量 月額料金 Plus 2TB 1,200円/ユーザー Professional 3TB 2,000円/ユーザー Standard 5TB~ 1,500円/ユーザー Advanced 15TB~ 2,400円/ユーザー
※年払いの場合
6. クラウド勤怠管理システム:テレワークの労務管理を確実に
リモートワーク/テレワークでは、Webブラウザやスマートフォンアプリを通じて打刻できるクラウド勤怠管理システム・ツールの利用がおすすめです。ワーカーはストレスなく打刻でき、集計も自動化されるため勤務管理業務を効率化できるメリットがあります。
クラウドサービスは不正な変更が難しいため、タイムカードで見られる“ごまかし”がきかず、中小企業でも義務化された残業時間の上限管理、有給取得状況の把握といった労務管理に活用できます。関連記事
パスワードから
生体認証
まで、多様な打刻手段
打刻情報をリアルタイムで簡単管理
さまざまなソフトと連携し、労務管理をより手軽に
KING OF TIME
は、パスワードから生体認証まで、多様な打刻方法に対応した勤怠管理システムです。営業職の直行やテレワークにも活用できる打刻手段を揃えています。月額料金は打刻した人数で計算されるため、無駄なコストを削減しつつ利用できます。
料金プラン・価格
初期費用 月額 無料プラン 無料トライアル 無料 300円/ユーザー – 30日間
ジョブカン勤怠管理
は、豊富な導入実績をもつクラウド勤怠管理システムです。変形労働・フレックスタイム・裁量労働などの多様な勤務形態や、所属・雇用形態ごとに細かい運用が可能です。シフト管理機能も備えています。必要な機能だけを選択できるため、組織にあわせた運用を実現できます。
料金プラン・価格
初期費用 月額(税抜) 無料プラン 無料トライアル 無料 200円〜/ユーザー ○※ 30日間
※機能制限あり
次の記事で40以上の勤怠管理システムを比較しているので、こちらも参考にしてください。
7. 人事管理・評価システム:マネジメントを遠隔で
長期間に及ぶテレワークでは、人事情報をもち出す状況も発生します。従来はExcelや独自システムでの管理が一般的でしたが、クラウドサービスが普及し少人数でも導入しやすい環境が整いました。
SmartHR
をはじめとするクラウドサービスは、「HRテック」として注目されています。
人事向けクラウドシステムの領域は多岐にわたり、次のようなツールが利用されています。
クラウドサービスは、情報をセキュアなサーバー上に保存するため、基本的には個人端末にデータを残さないメリットがあります。万が一パソコンを紛失してもパスワード変更による対応が可能です。人事向けクラウドシステムは、テレワークの際に積極的に導入を検討したいツールです。関連記事
8. SFA(営業支援システム):案件管理をオンライン化
SFA(営業支援システム)は顧客情報や商談情報、進捗度合の一元管理を通じて営業活動を支援するツールです。クラウドサービスが増えており、外勤が多い営業部門の作業効率化、テレワーク導入時の顧客管理で必要とされています。関連記事
注目のSFA(営業支援システム)、サービス資料まとめ
【厳選】おすすめSFAをまとめてチェック!
おすすめSFAの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能 です。資料請求特典の比較表では、価格や細かい機能、連携サービスなど、代表的なSFAを含むサービスを徹底比較しています。ぜひSFAを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
Salesforce Sales Cloud
は、世界中のさまざまな企業に導入実績をもつクラウド営業支援ツールです。見込み顧客への接触から契約まで一元管理でき、売上の分析・予測から、各営業担当者の進捗状況のレポートまで細やかに営業活動を可視化します。システム定着へ向けた支援が手厚く、非常に厳しい情報管理体制を揃えているので、安心して顧客情報を預けられます。
小規模企業・スタートアップ向けの
Salesforce Starter Suite
もあり、月額3,000円〜で利用可能です。
料金プラン・価格
プラン名 初期費用 月額料金 概要
Starter Suite
無料 3,000円/ユーザー 基本機能を網羅 Pro Suite 無料 12,000円/ユーザー より高度な機能を搭載 Enterprise 無料 21,000円/ユーザー 細かいカスタマイズが可能 Unlimited 無料 42,000円/ユーザー 24時間フルサポート Agentforce 1 Sales 無料 66,000円/ユーザー 最上位ソリューション
※上記料金は年間契約の金額
Knowledge Suite
は、「必要なときに必要な分だけ利用」できる従量課金制であり、アカウント数を気にせず利用できます。グループウェアとSFA機能をあわせもち、営業部門がもつ情報を全社で共有したい企業に最適です。パソコン・スマートフォン・タブレット対応で、外出先やテレワークでも情報を更新できます。
料金プラン・価格
プラン名 初期費用 月額料金(税抜) SFAスタンダード 無料 55,000円〜 SFAプロフェッショナル 無料 85,000円〜 SFAエンタープライズ 無料 155,000円〜
9. クラウドPBX:代表電話をスマートフォンで利用
電話は番号や電話機(電話回線)に依存するため、オフィスでなければ行えない業務の1つでした。しかし近年は、スマートフォンで代表番号の発着信を可能にする「クラウドPBX」が広まっており、大企業での導入も進んでいます。
リモートワークでは、自宅でも会社の電話番号を利用できるほか、スマートフォンを内線化できるため、企業の電話代の削減につながります。クラウドPBXは常駐従業員が少ない企業にもおすすめです。関連記事
スマートフォンやパソコンで外線と内線を利用できる
Windowsのパソコンでの着信には顧客情報のポップアップが可能
リモートワークに役立つビジネスチャット付き
MOT/TEL(モッテル)
は、スマートフォンやパソコンで利用できるクラウドPBXです。ビジネスフォンとして利用したい端末にアプリをインストールし、設定するだけで利用開始できます。外出先でもスマートフォンから外線・内線を利用でき、すべての通話を自動で録音可能です。
Windowsのパソコンで着信した場合、着信番号から顧客情報のポップアップも表示されます。さらに、ビジネスチャット機能が搭載されているので、快適なリモートワーク環境を整えられます。
料金プラン・価格
料金プラン 初期費用 月額料金(税抜) スタンダード(20内線) 29,800円~ 5,980円 ミドル(50内線) 44,000円~ 15,000円 プレミアム(100内線) 98,000円~ 52,000円 プラチナ(200内線) 165,000円~ 105,000円
10. セキュリティ対策:リモートワークはリスクが高まる
リモートワークではセキュリティ環境構築が必須です。オフィス勤務時と比べてサイバー攻撃、情報漏えいのリスクが高まります。
まず社内ネットワークに外部からアクセスする場合「リモートアクセスツール」が必要です。厚生労働省は、月額で利用でき負担が少ないツールとして「リモートデスクトップ方式」や「VPN方式」のサービス、またはクラウドアプリ(SaaS)の導入を
すすめて
います。
TeamViewer
は、セキュリティと効率性を重視したリモートアクセスツールです。遠隔からのITリモートサポート、テレワークでのコラボレーションに役立ちます。Microsoft 365、Salesforce、Jiraなどと連携可能です。ほとんどのデバイス、OSとの互換性があり、個人向けのライセンスも提供されています。
料金プラン・価格
料金プラン 初期費用 月額料金 TeamViewer プレミアム 無料 11,500円(15ユーザー) TeamViewer コーポレート 無料 21,000円(30ユーザー)
※年払いの価格
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業務全般でクラウドアプリを利用している場合は、「ネットワークセキュリティ」と「端末保護(
エンドポイントセキュリティ
)・監視」の2つの観点から検討が必要です。
在宅勤務で使われる端末を管理・監視し、セキュリティの稼働状況や、不審なアクセス・挙動を検知するには、
IT資産管理ツール
や
MDM(モバイルデバイス管理)ツール
がおすすめです。
そのほか、危険なサイトへのアクセスをブロックする「フィルタリングツール」、eメールを監視する「メールセキュリティツール」などもあります。このようにコンテンツセキュリティツールは豊富であり、リモートワークで端末管理や監視ができるクラウドサービスも増加しています。
新型コロナ対策でテレワークが増えた結果、家庭からのインターネットアクセスが急増し、Zoomをはじめ目立ったサービスがサイバー攻撃のリスクにさらされるようになりました。そのためリモートワーカー自身も、マルウェアに感染しないよう、気を引き締めましょう。
※参考:総務省「
テレワークセキュリティガイドライン第5版(2021年5月)
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デジタルツール活用でリモートワークをスムーズに
インターネット環境とスマートフォンの普及、クラウドサービスの浸透で、テレワークでも出社時と変わらない仕事ができるようになりました。
「リモートワークが根付かなかった事例も散見される」ものの、働き方の多様化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を背景に、ニーズは高まっていくでしょう。
リモートワークの導入はデジタルツールの有効活用がカギを握ります。ただし、どのツールを使うにせよリスク対策が欠かせません。攻撃を防ぐためにセキュアなVPN環境を用意し、会話やのぞき見で情報をもらさないように従業員教育を徹底し、クラウドサービスを有効活用して、リモートワークを成功させましょう。
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