英語対応の顧客管理システム(CRM)おすすめ11選を比較
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- CRMとは
- 英語対応のCRMがおすすめの企業は?
- 英語対応のCRMの選び方
- 現地の通貨や時間にも対応しているか
- 英語のサポート体制が整っているか
- 英語以外の言語にも対応しているか
- 英語に対応しているCRMのおすすめ11選
- Salesforce Sales Cloud
- Sansan
- HubSpot
- eセールスマネージャーRemix
- Zoho CRM
- Knowledge Suite
- Freshsales Suite
- GENIEE SFA/CRM
- サスケ
- pipedrive
- QuickCRM
- CRMツールを導入するメリット
- 情報の一元管理によって業務効率化を図れる
- 情報のブラックボックス化や属人化を防げる
- 営業担当者の行動が効率化される
- 的確な経営判断ができる
- 顧客満足度向上につながる
- グローバル企業は英語対応のCRMで業務の円滑化を図ろう
- 関連記事
- BOXILとは
CRMとは
CRMとは「Customer Relationship Management(カスタマーリレーションシップマネジメント)」の略で、「顧客関係管理」や「顧客管理」を意味します。CRMに用いるツールを「CRMツール」「CRMシステム」と呼びますが、近年はツールも含めてCRMと呼称するのが一般的になりました。
CRMでは顧客の名前や連絡先、住所、購買履歴・コミュニケーション履歴といったさまざまな情報を記録できます。それらの情報を分析し、見込み客や既存顧客にアプローチすることで、受注確度や顧客満足度の向上を図れます。
CRMの導入自体はさほど難しくありません。クラウド型で提供されているサービスが多く、無料から利用できるものや、数千円程度の低コストプランが提供されています。クラウドサービスのため、大手向けCRMでも初期コストを抑えて導入できます。
英語対応のCRMがおすすめの企業は?
CRMの中には日本語だけでなく、英語をはじめとした諸国語に対応したものがあります。英語対応のCRMは、次のような企業におすすめです。
- 海外拠点のある企業
- 外国人従業員の多い企業
- グローバル化を検討している企業
外国人従業員の多い(またはこれから積極的に採用していく予定の)企業や、グローバル化を考えている企業は、英語対応のCRMがおすすめです。
海外拠点のある企業については、現地の言葉に対応しているだけでなく、現地で使えるシステムなのかを確認しましょう。英語に対応しているかどうかのみならず、現地の法規制やインフラに適応しているか確認しましょう。
英語対応のCRMの選び方
英語対応のCRMを選ぶ際は次のポイントを意識しましょう。
- 現地の通貨や時間にも対応しているか
- 英語のサポート体制が整っているか
- 英語以外の言語にも対応しているか
現地の通貨や時間にも対応しているか
英語のCRMを選ぶ際は、現地通貨や現地時間に対応しているかも重要です。海外に拠点がある、現地在住の従業員を雇用しているといった場合、現地の通貨や時間に合わせなければなりません。対応していない場合、為替や営業時間などでミスやトラブルが起こる可能性があるため、英語だけでなく通貨や時間への対応有無を確認しましょう。
英語のサポート体制が整っているか
システム自体を英語で使えるだけでなく、英語のサポート体制があるかも重要です。たとえば国産CRMの場合、システム自体は英語で使えても、カスタマーサポートは日本語にしか対応していないケースもあります。それでは外国人従業員が困ってしまうため、必ず英語のサポート体制が整っているかを問い合わせましょう。
英語以外の言語にも対応しているか
グローバル展開している企業は、必ずしも拠点が英語圏だけとは限りません。東南アジアやヨーロッパなど英語以外の国に事業所を構える企業もあるでしょう。その場合、CRMが英語のみでは心許ないといえます。全拠点の言語に対応したCRMを見つけるのは難しいかもしれませんが、英語圏以外に拠点を構えている企業は、ほかの言語への対応有無も確認しましょう。
英語に対応しているCRMのおすすめ11選
続いて、英語に対応しているおすすめCRM紹介します。
Salesforce Sales Cloud - 株式会社セールスフォース・ジャパン
- 見込み客管理から売上予測、商談のクローズまでワンストップで支援
- 相手に合わせたコミュニケーション方法でチャネル全体を追跡できる
- 売上予測ではパイプラインの傾向を予測してその場で調整が可能
Salesforce Sales Cloudは、クラウドコンピューティングサービスのアメリカ大手「Salesforce」が提供するCRMです。SFAの要素も強く、BtoBにおける見込み客の管理をはじめ売上予測、商談のクローズまでワンストップで支援してくれます。
見込み客の管理では、メールやチャットなど相手の好む方法でコミュニケーションを取り、チャネル全体の案件を追跡可能。ToDoリストによって細かな業務も管理できます。売上予測ではパイプライン(商談から受注までの進捗を細分化すること)の傾向を分析し、その場で調整可能。ひとつのダッシュボードでパイプラインを一元管理できます。
料金プランは月額3,000円(税抜)の「Starter」から月額60,000円(税抜)の「Einstein 1 Sales」まで合計6つを用意(いずれも1ユーザーあたりの料金)。ニーズに合わせたプランを選択できます。
機能 | 詳細 |
---|---|
アプリ対応 | ◯ |
対応言語例 | 日本語、英語、ほか10以上の言語 |
名刺管理 | × |
ワークフロー機能 | ◯ |
ダッシュボード | ◯ |
アンケート満足度調査 | ◯ |
連携サービス例 | App Cloud、Service Cloud など |
無料トライアル利用期間 | 30日間 |
※名刺管理は連携にて可
- 名刺管理をベースに企業の利益最大化を図れるサービス
- AI技術とオペレーターの手入力によって99.9%※の読み取り精度を実現
- 自分以外の人が登録した名刺もメンバー全員に共有される
Sansanは、名刺管理をベースに企業の利益最大化を図るDXサービスです。業界業種を問わず9,000社※の利用実績をもち、法人向けの名刺管理サービスとしては11年連続でシェアNo.1※を誇ります。受け取った名刺はAI技術とオペレーターの手入力によって99.9%※の精度でデータ化。紙名刺だけでなくデジタル名刺やメールの署名も一元管理できます。
Sansanに登録した名刺は社内の情報資産として共有可能です。自分だけでなく同僚や上司が登録した名刺も横断的に検索できます。顧客情報を「名刺」として管理できる点において、CRMとしても役立ってくれるサービスといえます。
※出典:Sansan「Sansan - 営業DXサービス」(2024年9月17日閲覧)
機能 | 詳細 |
---|---|
アプリ対応 | ◯ |
対応言語例 | 日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語など10言語以上 |
名刺管理 | ◯ |
ワークフロー機能 | - |
ダッシュボード | ◯ |
アンケート満足度調査 | - |
連携サービス例 | Salesforce、Microsoft Teams、Google Workspaceなど |
無料トライアル利用期間 | 30日間 |
- 顧客の基本情報からコミュニケーション履歴、営業進捗などを一元管理
- 基本無料で利用できストレージや利用期間の制限もない
- 英語だけでなく中国語やイタリア語、フィンランド語など多言語に対応
HubSpot CRMは、営業やマーケティング、カスタマーサービスといった企業活動を支援するプラットフォーム「HubSpot」シリーズのCRMです。顧客情報をはじめ顧客とのやり取り、営業の進捗などを一元管理できます。システムは基本無料で利用でき、ストレージ量や利用期間の制限はありません。顧客データ数は無制限、コンタクト登録は最大100万件まで可能です。
ほかにも日程調整やメールのテンプレートや自動生成、チャットなど無料機能が充実しています。対応言語は英語にとどまらず中国語やイタリア語、ポルトガル語、フィンランド語などさまざまです。
機能 | 詳細 |
---|---|
アプリ対応 | ◯ |
対応言語例 | 日本語、英語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語、スウェーデン語など |
名刺管理 | ◯(専用のスキャナーアプリによって利用可能) |
ワークフロー機能 | ◯ |
ダッシュボード | ◯ |
アンケート満足度調査 | ◯ |
連携サービス例 | Zendesk、Microsoft 365、aircallなど |
無料トライアル利用期間 | あり(期間は要問い合わせ) |
eセールスマネージャーRemix - ソフトブレーン株式会社
- 営業やマーケティング、アフターサービスなど顧客接点活動を支援する機能が充実
- 顧客管理では名刺から案件、Todo、スケジュールまであらゆる情報を管理できる
- 会うべき人や会うべきタイミングを管理できる「人脈管理」の機能も搭載
eセールスマネージャー Remixは、ソフトブレーン株式会社が運営するCRMです。SFAの要素も組み込まれており、「営業」「マーケティング」「アフターサービス」といった顧客接点活動のレベルを引き上げる機能が充実しています。顧客管理では、1ページの管理画面から名刺や企業、案件、ToDo、スケジュールなどあらゆる情報を把握可能。項目や選択肢、表示させる順番などは自由にカスタマイズできます。
関連機能として「人脈管理」や「名刺OCR・デジタル化」の機能も搭載。人脈管理では会うべき人や会うタイミングなどを管理でき、OCRではスマートフォンのカメラで名刺を撮影し、即座にテキスト化が可能です。
機能 | 詳細 |
---|---|
アプリ対応 | ◯ |
対応言語例 | 日本語、英語、中国語、韓国語 |
名刺管理 | ◯ |
ワークフロー機能 | ◯ |
ダッシュボード | ◯ |
アンケート満足度調査 | × |
連携サービス例 | Zoom、Slack、Dropbox、MAツールなど |
無料トライアル利用期間 | 30日間 |
- 大手から中小、スタートアップ、個人事業主まで全世界25万社※</supが導入するCRM
- 外部ファイルからのインポートもワンクリックで行える
- 海外現地通貨や現地時間の対応、海外複数拠点での情報管理なども可能
Zoho CRMは、「機能の先進性」と「使いやすさ」にこだわったCRM・SFAシステムです。大手から中小、スタートタップ、個人事業主まで広く利用されており、世界25万社※が導入しています。顧客管理では、顧客の基本情報をはじめメールのやり取り、案件と商談、見積書や請求書まで一元管理が可能です。問い合わせフォームから入力された顧客情報は、Zoho CRMに直接取り込まれます。
スプレッドシートをはじめ外部ファイルからのインポートもワンクリックで可能です。SalesforceやHub Spotといった別CRMからのデータ移行もスムーズに行えます。海外現地通貨や現地時間の対応、各国でのセキュリティ管理、海外複数拠点での情報一元管理など、グローバル展開している企業向けの機能も充実しています。
※出典:ゾーホージャパン「CRM/SFAツールならZoho CRM」(2024年9月17日閲覧)
機能 | 詳細 |
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アプリ対応 | ◯ |
対応言語例 | 日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)など28言語 |
名刺管理 | × |
ワークフロー機能 | ◯ |
ダッシュボード | ◯ |
アンケート満足度調査 | ◯ |
連携サービス例 | Slack、Google Workspace、Microsoft 365、G Suiteなど多数 |
無料トライアル利用期間 | 15日間 |
※名刺管理は無料アプリ「Card Scanner」を連携してZoho CRMへデータ取り込みも可
Knowledge Suite - ブルーテック株式会社
- CRMやSFA、グループウェア、集計分析など多種多様な機能を利用できる
- 名刺をスマートフォンやスキャナーで読み取りデジタル管理が可能
- オペレーターの目視確認も行うため名刺の読み取り精度が高い
Knowledge Suiteは、ブルーテック株式会社が運営する総合ビジネスアプリケーションです。CRMやSFAをはじめグループウェア、問い合わせ管理、集計分析ツールなど複数機能がオールインワンで含まれています。
CRM機能では「名刺」をベースとした顧客管理が可能です。名刺をスマートフォンまたはスキャナーで読み取り、数分でデジタル化。顧客情報は即座にSFAシステムに反映されます。同社在籍のオペレーターによる目視チェックも行うためスキャンの精度も高いです。
料金プランは月額55,000円(税抜)のSFAスタンダード、月額85,000円(税抜)のSFAプロフェッショナル、月額155,000円(税抜)のSFAエンタープライズを提供。全プランにCRM機能が含まれており、ユーザー数無制限で利用できます。
機能 | 詳細 |
---|---|
アプリ対応 | ◯ |
対応言語例 | 日本語のみ。名刺は英語と一部中国語に対応 |
名刺管理 | ◯ |
ワークフロー機能 | ◯ |
ダッシュボード | × |
アンケート満足度調査 | ◯ |
連携サービス例 | 要問い合わせ |
無料トライアル利用期間 | ◯(要問い合わせ) |
※ダッシュボード機能である「GRIDY BI Powered by MOTION BOARD」は、2020年3月28日に提供終了
Freshsales Suite - OrangeOne株式会社
- CRM以外にSFAやMA、IP電話、チャット機能なども利用できる
- 接点履歴の管理や受注確度の高い見込み客のランク付けが可能
- Googleの各種サービスやワークマネジメント、自動化ツールなどと連携可能
Freshsales Suiteは、OrangeOne株式会社が提供するクラウドサービスです。CRMはもちろんSFAやMA、IP電話、チャット機能も利用でき、営業やマーケティングプロセス全体を支援します。CRM機能では、顧客ごとの接点履歴や留意しておくべき事項をひとつの画面で管理可能。確度の高い見込み客をランク付けして、成約までスムーズに結び付けます。
操作の手順数が最小限に抑えられたシンプルなインターフェースも特徴です。Googleの各種サービスやasana(ワークマネジメントサービス)、Zapier(自動化ツール)など外部システムとの連携機能も充実しています。
機能 | 詳細 |
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アプリ対応 | ◯ |
対応言語例 | 日本語を含む多言語に対応(対応言語は要問い合わせ) |
名刺管理 | × |
ワークフロー機能 | ◯ |
ダッシュボード | ◯ |
アンケート満足度調査 | × |
連携サービス例 | Googleの各種サービス、asana、Zapierなど |
無料トライアル利用期間 | 14日間 |
GENIEE SFA/CRM - 株式会社ジーニー
- 項目名や表示順を自由にカスタマイズし使いやすいデータベースを構築できる
- SlackやGmail、基幹システム、帳票作成システムなどとも連携可能
- ユーザー単位で項目を英語化できるためグローバル企業にもおすすめ
GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)は、株式会社ジーニーが運営するSFA・CRMシステムです。顧客管理機能では、取引先の名称から案件名、商材、営業担当などさまざまな顧客情報を1ページに集約。項目名や表示順は簡単にカスタマイズ可能なので、自社にとって使いやすいデータベースを構築できます。
また、同サービスはクラウド型なので、アクセス権が付与された従業員であれば場所や時間を問わず見られるため、リアルタイムで進捗を把握、管理可能です。SlackやGmailといったコミュニケーションツール、基幹システムや帳票作成など外部システムとの連携機能も充実しています。国産サービスであるものの、ユーザー単位で項目を英語化できるほか、海外からのアクセスも可能なため、グローバル展開している企業にもおすすめです。
機能 | 詳細 |
---|---|
アプリ対応 | ◯ |
対応言語例 | 日本語、英語 |
名刺管理 | ◯ |
ワークフロー機能 | ◯ |
ダッシュボード | ◯ |
アンケート満足度調査 | × |
連携サービス例 | Slack、Gmail、Microsoft 365、kintone、そのほか基幹システムなど |
無料トライアル利用期間 | 要問い合わせ |
- 見込み客データを一元管理できるクラウドサービス
- 名刺の自動入力や見込み客リストの自動作成、CIT電話、スコアリングなどが可能
- 商談管理や売上見込管理、日報などSFAとしても活用できる
サスケは、新規営業で発生する見込み客データを統合的に管理できるクラウドサービスです。名刺の自動入力や見込み客リストの自動作成、CTI電話(PCから電話できるシステム)、スコアリングなど顧客管理をきっかけにインサイドセールスにつなげる機能を多数搭載。ほかにもメルマガ一斉送信やステップメールの作成、フォーム作成など見込み客へのアプローチを効率化できる機能が揃っています。
案件や商談管理、売上と売上見込管理、営業日報などSFAとしても活用可能です。スマートフォン版アプリも提供されているため、移動中や訪問先でもデータを確認できます。
機能 | 詳細 |
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アプリ対応 | ◯ |
対応言語例 | 日本語、英語 |
名刺管理 | ◯ |
ワークフロー機能 | - |
ダッシュボード | - |
アンケート満足度調査 | - |
連携サービス例 | SUBLINE、Typeformなど |
無料トライアル利用期間 | -(無料版あり) |
- 世界179か国10万社以上※で利用されるCRM
- 顧客データをもとに「いつ」「誰が」「何を」すべきなのかを即座に把握可能
- SlackやMessenger、Google Meetなど外部システムとの連携も充実
pipedriveは、世界179か国10万社以上※で利用されているCRMです。「営業マンにとっての使いやすさ」にこだわっており、顧客に対して「いつ」「誰が」「何を」すべきなのかを即座に把握できます。ダッシュボードにて目標や進捗の管理もでき、見たい指標を自由自在にカスタマイズ可能です。
また同システムではノーコードにて細かな業務の自動化もできます。SlackやMessenger、Google Meet、Microsoft Teamsなど外部システムとの連携機能も充実しています。
機能 | 詳細 |
---|---|
アプリ対応 | ◯ |
対応言語例 | 日本語、英語、中国語、イタリア語、フランス語、スウェーデン語、トルコ語など |
名刺管理 | × |
ワークフロー機能 | ◯ |
ダッシュボード | ◯ |
アンケート満足度調査 | × |
連携サービス例 | Messenger、Google Meet、Slack、Trello、Microsoft Teams、Zapier、PandaDocなど |
無料トライアル利用期間 | 14日間 |
※出典:Mer「pipedrive: セールス CRM & パイプライン管理ソフトウェア」(2024年9月17日閲覧)
QuickCRM
- インバウンドとアウトバウンドに対応したコンタクトセンター向けのCRM
- クラウド型とオンプレミス型の両方の導入形態を提供
- システムの英語表記や英語版のマニュアルも利用可能
QuickCRMは、MITシステム研究所が提供する「コンタクトセンター」向けのCRMです。インバウンドとアウトバウンドの両方に対応しており、架電した顧客、電話を受けた顧客の情報を一元管理できます。
インバウンドでは蓄積されたデータをもとに、前回対応したスタッフに引き継げる機能を搭載。顧客の質問やスタッフの対応音声をAIが分析して教師データとして保存できます。
アウトバウンドでは架電結果に基づいて最適な顧客リストを作成可能です。クラウド型とオンプレミス型の両方に対応しており、各種PBXとも連携できます。「英語モード」に変換すればシステムが英語表記されるうえ、英語版のマニュアルも利用可能です。
機能 | 詳細 |
---|---|
アプリ対応 | × |
対応言語例 | 日本語、英語、中国語 |
名刺管理 | × |
ワークフロー機能 | ◯(コールフローを作成可能) |
ダッシュボード | ◯ |
アンケート満足度調査 | × |
連携サービス例 | Googleカレンダー、Googleマップ、LINE、Salesforceなど |
無料トライアル利用期間 | 要問い合わせ |
上記以外のおすすめ顧客管理システムはこちらの記事で詳しく解説しています。
CRMツールを導入するメリット
CRMツールの導入には次のようなメリットがあります。
- 情報の一元管理によって業務効率化を図れる
- 情報のブラックボックス化や属人化を防げる
- 営業担当者の行動が効率化される
- 的確な経営判断ができる
- 顧客満足度向上につながる
情報の一元管理によって業務効率化を図れる
CRMでは顧客のあらゆる情報をプラットフォーム上に集約できるため、業務効率化につながります。たとえば、氏名や連絡先から所属会社、購買履歴、商談履歴などの情報です。追客状況や問い合わせの内容、失注した商談の内容まで細かく記録できます。見たい情報を効率的に検索できるうえ、データをもとに最適なアクションを決められます。
情報のブラックボックス化や属人化を防げる
CRMではプラットフォーム上に集約された情報を、社内やチームメンバーで共有可能です。入力作業さえ行っていれば顧客情報がリアルタイムで共有されます。メンバー全員に同じ顧客情報が共有されるため、状況が見えないといった「情報のブラックボックス化」や、従業員によって情報内容に偏りが出る「情報の属人化」を防げます。
営業担当者の行動が効率化される
クラウド型のCRMツールの多くはスマートフォン利用が可能です。外回りの多い営業担当者は出先で顧客情報をしながら商談に臨めます。それだけでなく、商談終了後すぐ、商談の結果やリアクションをスマートフォンに記録可能です。CRMアプリを通して商談結果や内容を伝えてフィードバックをもらい、そのまま直帰するといった使い方もできます。
的確な経営判断ができる
CRM導入によって、顧客志向に基づいた的確な経営判断ができます。顧客満足度を客観視できることで、売上や利益といった経営指標のような明確な基準がないものに対して、より合理的な判断を下せるようになります。
商品開発の場においても、ニーズに基づいた商品を顧客データベースに基づいて開発可能です。市場が求めている商品に近づけることで、ヒット商品を開発できる可能性も高まるでしょう。
顧客満足度向上につながる
CRMの導入は顧客満足度の向上につながります。具体的には、メンバー全員が状況を把握しているため担当者が不在でも適切に対応できる、追客状況に合わせて最適なアプローチができる、などです。顧客情報を1か所にまとめて管理することで対応漏れを防いだり、顧客に寄り添った判断ができたりします。結果、顧客満足度が高まれば、企業の売上や利益アップにもつながります。
顧客管理を行うメリットや重要性については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
グローバル企業は英語対応のCRMで業務の円滑化を図ろう
英語対応のCRMを導入することで、国をまたいだ顧客管理や外国人従業員との連携がスムーズになるため、グローバル展開している企業や外国人を多く雇用している企業におすすめです。英語対応CRMを選定する際は次のポイントに注意して選ぶのをおすすめします。
- 現地の通貨や時間にも対応しているか
- 英語のサポート体制が整っているか
- 英語以外の言語にも対応しているか
サポート体制の英語対応や、現地通貨や現地時間への対応有無も重要なポイントです。英語以外を母国語とする国にグローバル展開している場合は、他言語に対応しているかも確認しましょう。
CRMツールの導入で失敗しないためは事前の情報収集が大切です。導入を検討する際は、ボクシルの無料でダウンロードできる資料を参考に、気になるサービスを比較してください。
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