大企業向け採用管理システム(ATS)おすすめ10選!選定ポイントと導入メリット
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大企業が抱える採用管理の課題
採用管理システムを導入していない大企業が、採用管理で抱えがちな課題についてまとめました。あなたの企業でも同様の課題を抱えていれば、大企業向けの採用管理システムで解決できる可能性が高いです。
応募者の情報や進捗を一元管理できない
大企業では複数の採用チャネル(自社サイト・求人媒体・リファラル採用など)を利用するため、応募者の情報が分散し、管理が煩雑になりがちです。Excelやスプレッドシートでの管理では、情報の更新漏れや誤入力のリスクも高まります。また、採用担当者間での情報共有もスムーズに行えず、採用活動の効率が低下する原因になりかねません。
採用スケジュールの調整や連絡に時間がかかる
面接日程の調整や合否連絡など、応募者とのコミュニケーションは、採用担当者にとって大きな負担となりえます。とくに、大人数の応募者を抱える大企業では個別のメール対応や電話連絡に多くの時間を費やし、本来注力すべき採用戦略の立案や面接評価などに十分な時間を割けないという課題が生じる原因です。
採用基準の標準化や最適化ができない
大企業では、各部署や事業部ごとに採用基準が異なり、全社的な視点での採用活動の評価や改善が難しい場合があります。属人的な判断に頼る部分も多く、採用プロセスの標準化や効率化が進まないことで、採用コストの増大や採用期間の長期化を招きかねません。
応募者のエンゲージメントや満足度が低い
企業からの連絡が遅れたり面接日程の調整がスムーズに進まなかったりすると、応募者は企業に対して不信感を抱き、入社意欲が低下してしまうケースも。また、選考結果のフィードバックが不十分な場合も、応募者の不満につながり企業のイメージダウンを招くリスクがあります。
大企業が採用管理システムを導入するメリット
大企業が採用管理システムを導入して得られるメリットは次のとおりです。
採用プロセスの可視化や自動化ができる
採用管理システムを導入することで、採用活動全体の進捗状況を一目で把握できるようになります。各応募者の選考段階やステータスがリアルタイムで確認できるため、ボトルネックの発見や迅速な対応が可能です。また、応募受付や書類選考、面接日程調整などの定型業務を自動化することで、採用担当者の負担を軽減してより戦略的な業務に集中できるようになります。
採用活動の効果分析や改善策の提案ができる
採用管理システムには、採用活動に関するさまざまなデータを蓄積・分析する機能が備わっています。応募経路別の効果測定や、選考段階ごとの離脱率分析など、データに基づいた客観的な評価が可能になることで、採用戦略の改善や最適化につなげられます。また、AIを活用した分析機能を持つシステムでは、自社の採用課題に合わせた改善策の提案も期待できます。
ビデオ面接やLINE対応など応募者とコンタクトがとれる
従来の採用活動では、対面での面接が一般的でしたが、採用管理システムを活用することで、場所や時間に縛られないビデオ面接を実施できるようになります。また、LINEのようなコミュニケーションツールとの連携機能により、応募者との連絡をスムーズに行えるようになり、応募者の利便性向上やエンゲージメント強化にもつながります。
大企業が採用管理システムを選定する際のポイント
大企業が採用管理システムを選定する際は、いくつかのポイントが存在します。代表的なポイントについて解説します。
自社の事業規模や採用規模に応じたシステムを選ぶ
大企業の採用活動は、中小企業とは異なる複雑さや規模を伴います。そのため、自社の事業規模や採用人数、採用職種などを考慮し、適切な機能や拡張性を備えたシステムを選ぶことが重要です。
大規模な採用活動に対応できる機能はもちろん、将来的な事業拡大や採用規模の変化にも柔軟に対応できるシステムを選ぶことで、長期的な視点での運用が可能になります。
他システムとの連携性が高いシステムを選ぶ
採用管理システムは、人事システムや会計システムなど、他のシステムとの連携が求められるケースが多くあります。スムーズなデータ連携が可能なシステムを選ぶことで二重入力の手間を省き、業務効率を向上させられます。また、API連携に対応しているシステムであれば自社独自のシステムとの連携も可能になり、より柔軟な運用を実現できます。
求職者エンゲージメントが向上するシステムを選ぶ
優秀な人材を獲得するためには求職者との良好な関係を築き、エンゲージメントを高めることが重要です。応募者への迅速な対応や、パーソナライズされたコミュニケーションを可能にする機能を備えたシステムを選ぶことで求職者の満足度を高め、入社意欲の向上につなげられます。
また、チャットボット機能やAIを活用した選考支援機能など、最新のテクノロジーを活用したシステムは求職者にとって魅力的なだけでなく、採用担当者の負担軽減にも貢献します。
大企業におすすめの採用管理システム10選
大企業におすすめの採用管理システムを紹介します。
sonar ATS - Thinkings株式会社
sonar ATSは、応募から入社まであらゆる管理ができる採用管理システムです。sonar ATSは、次のような特徴があります。
- 新卒・中途採用を一括管理できる
- 各社の採用にあわせたフロー図設計ができ一目で進捗状況がわかる
- 採用業務を自動化し作業時間を削減できる
HITO-Link リクルーティング - パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社
HITO-Linkリクルーティングは、採用オペレーション業務を自動化・効率化させ採用そのものに向き合う時間を生み出す採用管理システムです。HITO-Linkリクルーティングは、次のような特徴があります。
- 40種類以上の求人媒体と連携し候補者情報を自動で取り込み
- 柔軟なレポート機能でExcelでの集計作業を削減できる
- 寄り添い型のカスタマーサクセス伴走で継続契約率99.2%
HRMOS採用 新卒エディション - 株式会社ビズリーチ
HRMOS採用 新卒エディションは、通年採用にも最適化された機能でサポートする新卒採用管理システムです。HRMOS採用 新卒エディションは、次のような特徴があります。
- 候採用業務の自動化・効率化で工数が3割以上削減
- 新卒採用の変化にあわせて柔軟にシステムを構築できる
- やり取りを見える化し学生への個別対応を最適化
タレントパレット - 株式会社プラスアルファ・コンサルティング
タレントパレットは、人材の配置を会社が適正に行うことを可能にするタレントマネジメントシステムです。タレントパレットには、次のような特徴があります。
- 科学的分析による人事配置が可能
- 各社員の入社からの育成過程や異動の履歴を一元管理できる
- AIを活用して社員のアンケートの回答を分析
HRMOS採用は、採用の効率化から分析・改善までできる採用管理システムです。HRMOS採用は、次のような特徴があります。
- 応募経路ごとに選考通過率や辞退数などを可視化、分析できる
- 複数画面を開かずに候補者とのやりとりや人材紹介会社への一斉連絡など採用業務がHRMOS採用1つで完結
- 株式会社ビズリーチが持つ豊富な他社事例や蓄積されたノウハウ、専任のコンサルタントによる改善支援で採用が進む
クラウドハウス採用 - 株式会社Techouse
クラウドハウス採用は、圧倒的な集客⼒を兼ね備えたクラウド⾃社採⽤HP制作サービスです。クラウドハウス採用は、次のような特徴があります。
- 業界屈指のデザインパターンを持ち、オリジナルな自社採用HPが作れる
- 求人媒体との連携ができ、同期作業なしで応募者情報を一元管理できる
- 最適化された詳細ページ作成機能やブログ機能など集客に必要な機能がすべて用意されている
next»は、LINEを活用して候補者とのコミュニケーションと業務効率を実現する採用管理ツールです。next»は、次のような特徴があります。
- 初回接点から内定後のフォローまですべてLINE上で完結
- コンテンツ配信のタイミング、内容などを設定でき、個人にあわせたメッセージを自動で配信
- タグによるグループ管理やセミナー参加状況などを自動で管理できる
i-webは、2媒体の大手就職情報サイト&適性検査と完全連動させ、応募者と企業をつなぐ採用管理システムです。i-webは、次のような特徴があります。
- 累計2,100社以上の実績で16年連続導入シェアNo.1
- 募集から入社まで採用活動がすべてオンラインで完結
- データ分析により最適な採用戦略を立案し実行できる
ジョブカン採用管理は、あらゆる採用に対応し募集から内定までの採用業務を効率化する採用管理システムです。ジョブカン採用管理は、次のような特徴があります。
- 初めてシステムを利用する人でも使いやすいシンプルな設計
- 求人ページを知っている人のみが閲覧可能な、限定公開求人の作成ができる
- カレンダー連携で面接担当者との日程調整・依頼が簡単にできる
エアリーフレッシャーズクラウド - EDGE株式会社
エアリーフレッシャーズクラウドは、内定者と人事担当双方の内定後のギャップ解消に役立てられる内定者フォローサービスです。エアリーフレッシャーズクラウドは、次のような特徴があります。
- 近況報告やチャット機能など専用サービスでコミュニケーション促進に活用できる
- 過去5,400社以上の利用実績をもとに、個別フォローが必要な学生におしらせする機能を搭載
- 独自の連絡機能で連絡手段のばらつきも一本化できる
サービス選びは比較して検討しよう
採用管理システム(ATS)を選ぶ際に重要なのは「自社の状況に合った機能が備わっているか」他システムとの連携、運用コストなどを踏まえて検討することが重要です。あわせて各サービスの口コミなども見ておくとよいでしょう。