おすすめ社内SNSアプリ8選!導入メリットと選び方・注意点
社内SNSの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。従業員同士のコミュニケーションを円滑にし、タスク管理や資料管理なども可能にするなど、さまざまな機能が各サービス展開されています。サービス比較・検討にぜひご活用ください。
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- 社内SNSアプリとは
- 社内SNSアプリの活用方法
- 社内SNSアプリの選び方
- 必要な機能が搭載されているか
- 利用するOSに対応しているか
- 操作性に優れているか
- 他システムと連携できるか
- 社内SNSアプリを導入する際の注意点
- 目的を明確にする
- 運用ルールを設ける
- セキュリティ対策を確認する
- 社内SNSアプリおすすめ比較
- Lark(ラーク)
- TUNAG
- TAGS
- LINE WORKS
- ChatLuck
- TAGS
- RECOG
- direct
- 社内SNSアプリを導入するメリット
- 手軽に情報共有を図れる
- 生産性向上につながる
- ナレッジやノウハウの蓄積ができる
- 社外でのコミュニケーションの場が増える
- 社内SNSアプリ導入時の注意点
- 導入や運用にコストがかかる
- 定着させるための運用ルールが必要
- ストレスを感じる従業員が出てくる場合も
- 社内SNSアプリの導入で業務効率化を図ろう
社内SNSアプリとは
社内SNSアプリは、社員同士が情報共有やコミュニケーションを円滑に行えるようにするためのツールです。
従来のメールや電話よりも手軽に情報発信やコミュニケーションが可能で、業務効率化や組織活性化に役立ちます。
近年、テレワークやリモートワークが普及するなかで、社内コミュニケーションの重要性が高まっているなかで、社内SNSアプリは、オフィス勤務だけでなく、リモートワーク中の社員同士も簡単にコミュニケーションが取れるツールとして注目されています。
社内SNSアプリの活用方法
社内SNSアプリの具体的な活用方法には、次のようなことが挙げられます。
- 情報共有
- 業務連絡
- コミュニケーション
- アンケート回答
情報共有
社内ニュースやイベント情報など、さまざまな情報を気軽に共有できます。
業務連絡
タスク管理やプロジェクトメンバー間の情報共有、進捗報告など、業務連絡を手軽に行え、業務効率化に役立ちます。
コミュニケーション
部署を超えた交流や雑談、質問・回答など、活発なコミュニケーションの促進が可能です。
アンケート回答
社員アンケートの実施や意見収集を行うことで、従業員エンゲージメント向上に役立てられます。
社内SNSアプリの選び方
社内SNSアプリを導入する際は、次の点に気をつけて選ぶとスムーズに導入できるでしょう。
必要な機能が搭載されているか
社内SNSアプリでできること、利用できる機能は次のとおりです。
機能 | 詳細 |
---|---|
チャット機能 | メンバー同士でチャットができる機能。1つのスレッドで上でコミュニケーションが取れるためメールと比べて手軽に使える。1対1はもちろん、プロジェクトや案件ごとにグループを作ることも可能 |
ビデオ会議機能 | アプリ内でビデオ会議を行える機能。チャット画面からワンクリックでビデオ会議にアクセスできるアプリも多い |
ファイル共有機能 | チャットや特定の保管場所にファイルをアップロードし、共有できる機能。画像や動画をはじめWord、Excel、PDF資料などさまざまなファイルを共有できる |
タスク管理機能 | 業務の小さなタスクを管理できる機能。ToDoリストとして一覧で管理できたり、チャット上にタスクを作成できたりとアプリによって異なる |
掲示板機能 | 「業務連絡」や「社長からのひとこと」など、全社やグループに向けて一斉に情報を配信できる機能。内容に対してコメントや「いいね!」でリアクションできるアプリもある |
アンケート機能 | アプリ内でアンケートを作成できる機能。作成したアンケートはチャットやメールなどで対象者に送信する。回答を集計・分析できるアプリもある |
カレンダー機能 | アプリのカレンダーにスケジュールを記録し、ほかの従業員と共有できる機能。互いの予定を把握できるため日程調整がしやすくなる |
利用するOSに対応しているか
社内SNSサービスのアプリが、利用しているOSに対応しているか確認しましょう。Android・iOS両方に対応していることが多いですが、なかにはWindowsのみ対応や、Androidのみ対応のアプリなどもあるため、事前に確認することが大切です。
操作性に優れているか
社内SNSアプリはスマートフォンでの操作がメインとなります。また、手軽にコミュニケーションを取れることも目的であるため、操作に手間がかかるようでは利用促進が難しくなります。
直感的な操作がしやすいアプリであるか、日ごろ使用しているようなSNSの操作感に近いかどうかなどを確認してから導入すると良いでしょう。
デモや無料トライアル期間を利用して確認することをおすすめします。
他システムと連携できるか
スケジュールアプリやタスク管理ツールなど、既存のシステムとの連携が行えると、より業務効率を促せます。すでに導入しているシステムがある場合にはそれらと連携できるかどうかを確認しましょう。
社内SNSアプリを導入する際の注意点
社内SNSアプリを導入する際は、次のような注意点に気をつけましょう。
目的を明確にする
社内SNSは漠然とした目的で導入すると、思うような成果や目的が達成できない懸念もあります。導入前にはあらかじめ、目的や解決したい課題を明確にし、それらが解消できる機能が備わったアプリを選びましょう。
たとえば、社内のコミュニケーション活性化を図りたい場合には、気軽に投稿できたり、スタンプで反応できたりと通常のSNSのようなやり取りができるアプリを選ぶとよいでしょう。また、社内SNSの導入で業務効率化を図りたい場合には、情報共有や進捗の可視化をしやすいアプリを選ぶことがおすすめです。
運用ルールを設ける
社内SNSアプリを導入する際は、社内SNSの運用ルールをあらかじめ定めて円滑な運用を図ることが大切です。
投稿にはリアクションを行う、退勤後や休日は返信しなくてよい、急ぎの場合はその旨を記載するなど双方が気持ちよく利用できるようルールを策定することで運用のトラブルを回避できます。
また、ルールは運用中も都度見直しや変更が必要です。
セキュリティ対策を確認する
社内SNSはアプリ上でも多くの情報を取り扱うことになります。社内情報の安全性を確保するために、セキュリティ対策が万全である必要があります。
たとえば、アクセス制限やログ閲覧機能があるものや、SSL/TSLによる通信の暗号化に対応しているなどセキュリティ対策について事前に確認しておくと安心です。
社内SNSアプリおすすめ比較
社内SNSでiOSやAndroidのアプリ展開があるおすすめのサービスを紹介します。
Lark(ラーク) - Lark Japan株式会社
Lark(ラーク)は、メッセージやビデオ会議、ファイル共有、スケジュール管理など、豊富な機能を備えた社内SNSです。
アプリダウンロードでスマートフォン上でも手軽に操作できます。日ごろのメッセージのやり取りはもちろん、ビデオ会議や議事録作成、ドキュメントのシェアなどもアプリ上で行えるため、業務効率が大きく向上します。
TUNAGは、スマートフォンで組織内の情報共有や業務効率化を図れるアプリサービスです。豊富な機能と高いカスタマイズ性が特徴です。社内掲示板や社内ポータル、社内チャットを利用して、リアルタイムで情報共有を行え、ノウハウの蓄積にも役立ちます。
必要なDX機能と、社内の交流機能が一つのアプリで行え、働き方や雇用形態に関わらず、全社員が使いやすいサービスです。
TAGSはシンプルで使いやすい法人向けの社内SNSです。ブラウザはもちろん、iOS、Androidアプリにも対応しています。操作しやすいインターフェースとセキュリティ対策が充実しています。他のシステムとの連携もスムーズに行えます。
社内情報検索や質問・回答、タスク管理など、AIを活用した機能も充実しています。
LINE WORKS - LINE WORKS株式会社
LINE WORKSは、LINE株式会社が提供する、ビジネス向けコミュニケーションツールです。メッセージ、音声通話、ビデオ通話、ファイル共有、アンケートなど、基本的な機能が備わっており、プライベートで使用するLINEアプリと同じような感覚で使用できます。
スタンプやリアクション機能もあり、コミュニケーション活性化を促したい企業やLINEユーザーが多い企業におすすめです。
- 金融や社会インフラ、官公庁などの実績を多くもつ社内SNS
- アクセス権限から玉津認証、ログ管理など強固なセキュリティ対策
- オンプレミスでの導入にも対応している
ChatLuckは、株式会社ネオジャパンが提供する社内SNSアプリです。同アプリは、金融や社会インフラ、自治体、官公庁など高いセキュリティが求められる業界の実績を多くもちます。アクセス権限をはじめネットワークポリシーの設定、端末認証などさまざまなセキュリティ対策を実施。メッセージやファイルのログ管理も逐一行っているため安心して利用できます。
また、社内外を問わず、全メンバーを自社管理可能です。クラウドだけでなくオンプレミスでの導入にも対応しています。クラウド版とオンプレミス版ともに50日間無料で、すべての機能を利用可能です。
- 法人に特化したビジネスチャットツール
- 高可用性・高セキュリティを強みとしている
- データベースや通信、クライアント端末のキャッシュも暗号化
TAGSは、鈴与シンワート株式会社が運営するビジネスチャットツールです。法人に特化しており、高可用性・高セキュリティを強みとしています。ユーザーの登録や削除、ポリシーなども柔軟に設定でき、従業員が多い場合でも一括登録によって工数削減が可能です。セキュリティ面ではデータベースや通信の暗号化をはじめ、クライアント端末のキャッシュも暗号化。3段階の暗号化処理を行うことで高い安全性を確保しています。
- 称賛文化の醸成をサポートする社内SNS
- 従業員が「感謝」や「称賛」を伝えられるレター機能
- チャットや掲示板、ファイル共有など基本機能も搭載
RECOGは、組織に「称賛の文化」を醸成し、課題の解決につなげられる社内SNSアプリです。レター機能によって、従業員同士で日ごろの「感謝」や「称賛」の気持ちを伝えられます。インターフェースもシンプルで、ITツールに慣れていない方でも直感的な操作が可能です。
感謝のメッセージがコミュニケーションのきっかけとなり、従業員エンゲージメント向上につながります。個人やグループでのチャットから社内掲示板、ファイル共有など、社内SNSの基本機能も搭載。個人の強みやチームの状態をデータによって可視化できる機能も搭載しています。
direct - 株式会社 L is B(エルイズビー)
- 「現場のチャット」に特化した国産のビジネスチャットツール
- 投稿に対してコメントた「いいね!」で反応できる
- 日程調整も作成者・回答者どちらも簡単に行える
directは、建設業や飲食店など「現場のチャット」に特化した国産のビジネスチャットツールです。立ったままでも簡単に操作ができるシンプルなインターフェースが特徴で、タスクやスケジュールも一覧で把握できます。
掲示板では、「社内報」や「周辺のランチ情報」などさまざまな話題を自由に投稿可能。メッセージにはコメントや「いいね!」のリアクションもできます。日程調整も簡単で、候補日を選んで配信するだけです。依頼を受け取ったら「〇/△/✕」を選ぶだけで回答が完了します。
社内SNSアプリを導入するメリット
社内SNSアプリを導入することで、次のようなメリットがあります。
- 手軽に情報共有を図れる
- 生産性向上につながる
- ナレッジやノウハウの蓄積ができる
- 社外でのコミュニケーションの場が増える
手軽に情報共有を図れる
社内SNSアプリは、主にスマートフォンを用いるため、必要な情報をすぐに共有できることがメリットとして挙げられます。
たとえば、プロジェクトの進捗状況や重要なお知らせ、会議のスケジュールなどをリアルタイムで共有可能です。情報の伝達もれや誤解を防ぎ、チーム全体の連携を強化します。
生産性向上につながる
社内SNSアプリの導入によって、情報の検索や意思決定の迅速化、業務フローの改善など、さまざまな面で生産性の向上が期待できます。
たとえば、社内のドキュメントやファイルを簡単に検索できる機能を備えているアプリでは、情報を一箇所に集約できるため、探す時間が短縮できるほか、部署を超えたナレッジのシェアが可能となり、企業全体の生産性向上につながります。
ナレッジやノウハウの蓄積ができる
社内SNSアプリでは、社内で共有された情報を蓄積でき、検索機能を使って必要なときに情報を閲覧できます。
たとえば、質問や問題解決のスレッドを作成し、他のメンバーからのフィードバックを得ることで、組織全体の知識を蓄積できます。ナレッジやノウハウを一箇所に集約し、必要なときに確認できることで新人育成やトレーニングにも役立てられます。
社外でのコミュニケーションの場が増える
社内SNSアプリは、テレワークやリモートワークで社内で顔を合わせる機会が少なくても、コミュニケーションが密に取れることもメリットです。
社員間で物理的な距離がある場合でも、社内SNSアプリで気軽にコミュニケーションが取れることで、チークワークの強化や離職率の低下にも期待できます。
社内SNSアプリ導入時の注意点
社内SNSアプリには次のような注意点があるので、事前に確認しておきましょう。
- 導入や運用にコストがかかる
- 定着させるための運用ルールが必要
- ストレスを感じる従業員が出てくる場合も
導入や運用にコストがかかる
社内SNSアプリの導入や運用にはコストがかかります。初期費用や月額費用、ユーザー数に応じた課金、オプション料金などさまざまです。無料トライアルを提供しているアプリもあるので、一度お試し利用をしてから検討するのがよいでしょう。
定着させるための運用ルールが必要
社内SNSアプリを導入したからといって、全員すぐに使いこなせるわけではありません。社内に定着させるためには従業員への教育が必要不可欠です。たとえば次のような運用ルールを設定します。
- 社内SNSアプリの「使い方」に関する研修を行う
- 社内報を読んだら「いいね!」を義務化する
- 仕事と関係のない話題は「雑談」のグループで話す
社内SNSアプリは、あくまでビジネスで使うもの。プライベートのSNSとは異なるので、コミュニケーションや業務効率化を図るためにも、ルールや制約を設けることが大切です。
ストレスを感じる従業員が出てくる場合も
社内SNSアプリは、誰しも気軽に利用できる反面それがストレスになる場合もあります。具体的には、メッセージを送られたら「返信しなければ」とプレッシャーを感じ、返信がおっくうになる、といったケースです。
また、手軽に利用できるゆえ公私混同する従業員が出てくる場合も。気軽な利用を促しながらも、運用ルールを設定することで、業務効率化につなげる必要があります。
社内SNSアプリの導入で業務効率化を図ろう
社内SNSアプリは、情報共有やコミュニケーションを円滑化、業務効率化、組織活性化など、さまざまなメリットをもたらします。自社のニーズに合ったアプリを選び、社内コミュニケーションを活性化させましょう。
導入する際は、目的を明確にし、運用ルールを策定することを忘れず行いましょう。社内SNSアプリは複数あり、それぞれ特徴や機能が異なります。
社内SNSを選ぶ際は、それぞれを比較検討して自社に合うサービスを選ぶことをおすすめします。