建設業向け勤怠管理システム16選!選び方・おすすめサービス
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- 建設業で注目されている勤怠管理システムとは
- 勤怠管理システムの基本機能
- 建設業界の勤怠管理に関する課題
- 直行直帰の打刻
- 働き方改革に関する法改正への対応
- 正確な勤怠管理
- 建設業界が勤怠管理システムを導入するメリット
- 直行直帰に対応できる
- 勤怠情報を自動で集計できる
- 不正打刻を防止できる
- 建設業向け勤怠管理システムの選び方
- クラウド型のシステムか
- 目的に合った打刻方法を選べるか
- 工事原価管理に対応できるか
- 日報や工数管理などの機能は搭載されているか
- スマホアプリに対応しているか
- 働き方改革関連法に準拠した仕様かどうか
- セキュリティは強固か
- サポート体制は充実しているか
- おすすめ勤怠管理システムの比較表
- 建設業に特化したおすすめの勤怠管理システム2選
- 使えるくらうど勤怠管理for建設業
- ShiftMAX
- 建設業の導入実績をもつ勤怠管理システム8選
- KING OF TIME
- マネーフォワード クラウド勤怠
- ジョブカン勤怠管理
- Touch On Time
- MINAGINE人事評価
- セコムあんしん勤怠管理サービス KING OF TIME Edition
- 楽楽勤怠
- freee 勤怠管理Plus
- スマホアプリ利用ができる勤怠管理システム4選
- ジンジャー勤怠
- レコル
- CLOUZA
- HRMOS勤怠
- 大規模の建設会社におすすめの勤怠管理システム2選
- WiMS/SaaS勤務管理システム
- キンタイミライ
- 勤怠管理システムで建設業の課題を解決
- BOXILとは
建設業で注目されている勤怠管理システムとは
勤怠管理システムとは、従業員の出退勤状況や残業、休暇などを管理するシステムです。従来は紙ベースの出勤簿やタイムカードなどアナログ管理、あるいはExcelでの管理を行っていました。
しかし、近年のめまぐるしいテクノロジーの発展でITツールが台頭。勤怠管理に特化したシステムも次々と登場し、これまで紙ベースやExcelで管理していた業務を大幅に効率化できるようになりました。オフィスや事務所から離れた現場で仕事をすることの多い建設業界においても勤怠管理システムは役立ちます。
勤怠管理システムの基本機能
勤怠管理システムの基本機能として次のものがあげられます。
機能 | 詳細 |
---|---|
打刻 | 従業員がパソコンやスマートフォン、ICカードなどを通して打刻できる機能。クラウド経由でデジタル端末から直接打刻できる方法や、タブレットにICカードをかざす方法、指静脈からの認証打刻、ビジネスチャット経由での打刻などさまざまな方法がある |
勤怠状況の管理 | 入力された打刻データや勤怠状況を管理できる機能。従業員の勤怠状況をリアルタイムで確認できる |
承認申請・ワークフロー | 従業員による有給休暇や残業、勤務時間修正などの申請、管理者による承認をスムーズに行える機能。承認あるいは却下された情報はシステムにすぐ反映される |
休暇管理 | 有給休暇をはじめとする休暇の付与状況、付与予定などを管理できる機能 |
シフト管理 | パソコンやスマートフォンからシフトを申請し作成、ページに公開できる機能 |
集計 | 従業員の勤怠情報を自動集計する機能。集計データは分析できたり、レポートとして出力できたりといった活用が可能 |
就業形態への対応 | 基本勤務制をはじめシフト、変形労働時間制、フレックスタイム制など就業形態ごとに勤怠を管理できる機能 |
工数管理 | 従業員のプロジェクトやタスクを登録・管理できる機能。作業量や進捗をグラフで可視化できるシステムもある |
アラート通知 | 打刻漏れや不正打刻、無効な勤務、設定した残業時間を超えた場合などにアラートで通知される機能 |
建設業界の勤怠管理に関する課題
建設業界は、従業員の勤務事情から勤怠管理が難しい業界のひとつです。建設業界が抱える勤怠管理の課題として次の3つがあげられます。
- 直行直帰の打刻
- 働き方改革に関する法改正への対応
- 正確な勤怠管理
直行直帰の打刻
建設業界では、自宅から直接出勤したり、退勤後そのまま自宅に帰宅したりする、いわば「直行直帰」をスタンダードとする企業が多いです。複数の現場を抱えている場合、従業員がそれぞれの持ち場についてしまうため、勤怠管理も複雑になります。タイムカードや手書きの日報など紙ベースの管理では困難を極め、Excelでの集計にも限界があります。
出勤・退勤のたびにわざわざオフィスに行くのも現場従業員にとって負担が大きいです。また、手書きで日報を作成し、上司と部下で手渡しするのも大きな機会損失となります。建設会社にとって紙ベースでの「打刻」や「報告」の作業は大きな課題といえるでしょう。
働き方改革に関する法改正への対応
働き方改革に関する法改正への対応も、建設業界の勤怠管理にとっての重要事項といえます。働き方改革によりさまざまな労働関連法規が改正されているなか、建設業界がとくに配慮しなければならないのが、「時間外労働の上限規制」です。
建設業には2024年4月から適用されています。2019年の労働基準法改正で、従業員の正確な勤怠情報の把握が義務付けられたのと合わせて、従業員の自己申告に依存した労働時間管理が認められません。
正確な勤怠管理
「直行直帰の打刻」「働き方改革に関する法改正への対応」といった2つの課題を解決するためには、従来の方法でない新たな勤怠管理手法が必要です。
このような状況下で注目を集めているのが、勤怠管理システムです。勤怠管理システムを活用すれば、場所に関わらず、リアルタイムでの出退勤の報告が可能となります。
また、システムを連携させることによって、人事情報や法定福利費を含む給与計算が勤怠管理情報と紐づくため、企業全体の管理業務を効率化できます。
建設業界が勤怠管理システムを導入するメリット
建設業界が勤怠管理システムを導入するメリットとして次の3つがあげられます。
- 直行直帰に対応できる
- 勤怠情報を自動で集計できる
- 不正打刻を防止できる
直行直帰に対応できる
業務メモや日報などで勤怠管理をしている場合は、オフィスに出勤した日にまとめて従業員が複数日の日報を提出することが多いです。しかし、まとめて提出すると、正確な出退勤の時間を忘れて記録が曖昧になっている、申告されても本当にその時間から勤務を開始した証拠はない、といった問題が発生します。
一方で勤怠管理システムであれば、従業員はインターネット経由で打刻や日報を提出できます。管理者も場所を問わず勤怠状況を把握可能です。直行直帰が多い建設業界においては遠隔で勤怠管理ができるので、労使ともにメリットが多いシステムといえます。
勤怠情報を自動で集計できる
勤怠情報を自動で集計できるのもシステム導入のメリットです。紙ベースで勤怠管理をしている場合、人間が紙の内容を目視して、Excelに転記、集計しなければなりません。入力作業を人力で行えば、それだけ勤怠情報をまとめるのに時間は必要になり、ミスをする可能性も高まります。
一方の勤怠管理システムには、勤怠情報が自動で見やすく整理されたり、集計したりする機能が搭載されていることが多いです。勤怠情報をもとにレポートを作成、細かなデータ分析ができるシステムもあります。結果的に業務が大幅に効率化され、コア業務への集中やコスト削減が期待できるでしょう。
不正打刻を防止できる
タイムカードによる打刻では、なりすまし(入れ替わり)や意図的に始業・終業時間をずらすといった不正打刻を特定できません。そもそも出勤していない虚偽内容が報告されるリスクもあります。
勤怠管理システムには、そうした不正打刻を防ぐ機能が搭載されているものが多いです。たとえば顔認証や静脈・指紋を用いた生体認証による打刻、スマートフォンの位置情報を利用したGPS打刻など。不正があった場合にアラートで知らせてくれる機能もあります。システムを使うこで、「誰が」「いつ」「どこで」打刻したのかを正確に特定、管理できます。
建設業向け勤怠管理システムの選び方
勤怠管理システムには多くの機能が搭載されています。建設業界の方が勤怠管理システムを選ぶ際は次のポイントを意識しましょう。
- クラウド型のシステムか
- 目的に合った打刻方法を選べるか
- 工事原価管理に対応できるか
- 日報や工数管理などの機能は搭載されているか
- スマホアプリに対応しているか
- 働き方改革関連法に準拠した仕様かどうか
- セキュリティは強固か
- サポート体制は充実しているか
クラウド型のシステムか
建設業界では直行直帰をスタンダードとする企業も多いため、インターネット経由で打刻や勤怠管理のできる「クラウド型」のシステムがおすすめです。クラウド型のシステムを使えば従業員、管理者ともに負担が軽減されます。
目的に合った打刻方法を選べるか
勤怠管理システムによって選べる打刻方法も異なります。たとえば、スマートフォンから直接打刻できる方法やカードリーダーを介する方法、生体認証など。目的に合った方法を選べるかチェックしましょう。
工事原価管理に対応できるか
建設業においては「工事原価管理」が必要不可欠です。工事原価管理とは、工事を進める際に発生するコストを試算し、管理することを指します。勤怠管理システムの中には、最初から工事原価管理機能が備わっているものも。この機能があれば同じシステムで勤怠管理とコスト管理を行えるため、大幅な業務効率化が可能です。
日報や工数管理などの機能は搭載されているか
システムに日報や工数管理機能が備わっていると、さらに勤怠管理が捗ります。たとえば日報機能では、現場の離れた従業員からの日報をクラウド経由で閲覧可能です。現場が離れていても、管理者は毎日進捗を確認できます。
工数管理機能では、システム上にプロジェクトやタスクとその工数を入力できるため、工事の進捗をより細かく把握可能です。Excelでは実現できないような高度なプロジェクト管理も可能となります。
スマホアプリに対応しているか
現場にいる従業員目線で考えるのなら、スマホアプリに対応したシステムがおすすめです。建設業では、直行直帰や各従業員が離れた現場にいることが多いため、打刻入力や日報提出、タスク登録といった業務はスマートフォンで管理できた方が負担も軽減されます。
システムによってはGPSで打刻場所の記録ができるもの。GPS打刻を使えば、より正確に労働時間を把握できるでしょう。
ほかにも、ITやスマートフォンの扱いに不慣れな従業員のために音声ガイダンスによって通話打刻できるシステムや、共有のタブレットで複数人の勤怠管理を行えるシステムもあります。
働き方改革関連法に準拠した仕様かどうか
検討している勤怠管理システムが、2019年4月から施行された「働き方改革関連法」に準拠した仕様であるか確認しましょう。法律の具体例として次のものがあげられます。
- 時間外労働の上限規制
- 勤務間インターバルの設置
- フレックスタイム制の拡充
- 有給休暇の確実な取得(年間10日以上の有給休暇が付与された従業員は原則5日分を付与)
- 月60時間を超える残業に対して割増賃金を50%以上に設定
とくに建設業界では「時間外労働の上限規制」は重要項目です。上記の内容を確認するとともに、法改正へのアップデートが迅速なシステムであるかもチェックしましょう。
セキュリティは強固か
建設業は現場作業が多いため、打刻を従業員に委ねるのが一般的です。個人のスマートフォンから打刻が行われるため情報漏えいのリスクも考えておかなければなりません。システムを選ぶ際は次のようなセキュリティ対策が施されているかチェックしましょう。
- 通信の暗号化
- 安全性の高いデータセンターへのデータ保管
- 信頼できるシステムの監視体制
- ログインやアクセスの制限
- データのバックアップ機能など
また、利便性の高いシステムの多くはインターネットを経由する「クラウド型」なので、セキュリティ対策については入念にチェックする必要があります。
サポート体制は充実しているか
初めて勤怠管理システムを導入する場合は、サポート体制もチェックしておきたいポイントです。たとえば次のような内容があげられます。
- 電話やメール、ビデオ通話などでの相談
- システム初期設定の代行や支援
- 専任スタッフによる運用の伴走など
導入直後は少なからずトラブルが発生するでしょう。困りごとがあった際にすぐに相談できたり、担当者がすぐ対応してくれたりと、サポート体制が丁寧なシステムを選ぶことが大切です。
おすすめ勤怠管理システムの比較表
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建設業に特化したおすすめの勤怠管理システム2選
まずは、勤怠管理システムの中でも「建設業」に特化したシステムを2つ紹介します。
使えるくらうど勤怠管理for建設業
- 工事ごとの労務費集計や日報、現場のスケジュール管理などが可能
- GPSを用いた打刻もでき直行直帰の多い建設業でも使いやすい
- 忙しい建設業界にとって便利な機能が充実している
使えるくらうど勤怠管理for建設業は、アサクラソフト株式会社が提供するクラウド型の勤怠管理システムです。システム名のとおり「建設業界」に特化しており、基本的な勤怠管理はもちろん、工事ごとの労務費集計や日報入力、現場のスケジュール管理といった機能が揃っています。
打刻方法はGPS打刻とタブレットを用いたICカード打刻の2種類。GPSによって時間と位置情報を把握したうえでの打刻が可能。現場に直行あるいは直帰する従業員でもスマートフォンから簡単に打刻できます。ほかにもワークフローや有給・振替休日管理、締め日を一括で管理できる機能など、忙しい建設業界にとって便利な機能が充実しています。
ShiftMAX
- 建設業をはじめ「現場」をメインとする業界に強い勤怠管理システム
- 企業ごとに環境を構築する「プライベートクライド型」を採用している
- Excelのフォーマット・操作画面をそのまま転用できる
ShiftMAXは、KYODOU株式会社が運営する建設業向けの勤怠管理システムです。建設業をはじめ警備業、ビルメンテナンス業、介護業など「現場」メインの業界に強い同システム。モバイル打刻からICカード認証、指静脈認証といった打刻方法を選択でき、多様な勤務形態の管理にも対応しています。
形式は、企業ごとに専用クラウド環境を構築する「プライベートクラウド型」を採用。外部に共有されない独自環境でシステムを利用できるためリソース管理やセキュリティ性が高いのが特徴です。インターフェースでは「Excel」の操作画面をそのまま利用可能。これまでExcelで勤怠管理を行っていた企業は導入工数を大幅に削減できます。
建設業の導入実績をもつ勤怠管理システム8選
続いて、建設特化型ではないものの、建設業への導入実績が豊富な勤怠管理システムを8つ紹介します。
KING OF TIME - 株式会社ヒューマンテクノロジーズ
- 就業規則に沿った勤怠管理ができる
- パソコンやICカード、生体認証など打刻方法が豊富
- 専門知識をもったスタッフによるサポートを受けられる
KING OF TIMEは、349万人のアクティブユーザー数※を誇る勤怠管理システムです。打刻から休暇管理、申請承認、給与連携など就業規則に沿った勤怠管理ができます。選べる打刻方法も多く、パソコンでの打刻をはじめ生体認証やICカードなどさまざまです。
スケジュールやシフト、残業の管理も可能。フレックスタイム制や変形労働制といった就業ルールにも対応しています。また、電話やチャット、オンラインヘルプ、動画などの媒体を通して、専門知識をもったスタッフがサポートしてくれるので、初めての導入でも安心です。
※出典:KING OF TIME「市場シェアNo.1の勤怠管理システム『KING OF TIME』」(2024年8月19日閲覧)
マネーフォワード クラウド勤怠 - 株式会社マネーフォワード
- 勤怠管理を効率化できる機能を幅広くカバーしている
- 多種多様な就業ルールでの勤怠管理に対応している
- 法改正へのアップデートも早い
マネーフォワードクラウド勤怠は、会計や給与計算、確定申告など企業や個人のバックオフィス業務を支援する「マネーフォワード」シリーズの勤怠管理版です。出退勤打刻から残業・休暇の申請承認フロー、自動集計、シフト管理など、勤怠管理をスムーズに行うための機能を幅広くカバーしています。
基本的な勤務形態からシフト、フレックスタイム、裁量労働などさまざまな就業ルールでの勤怠管理に対応。法改正にも対応しているため、法令違反のリスクや管理工数を大幅に軽減可能です。
- ICカードやGPSを用いた打刻を選択できる
- 働き方改革関連法に準拠した機能も揃っている
- 現場作業の多い建設業にも使いやすい機能が充実
ジョブカン勤怠管理は、企業のバックオフィス業務を支援する「ジョブカン」シリーズの勤怠管理版です。ひとつのプラットフォームで出退勤からシフト、休暇申請、工数管理など必要機能をカバー。ICカードやGPSを利用した打刻ができ、リアルタイムで打刻状況を確認可能です。
また、システムは年次有給休暇5日取得や時間外労働など「働き方改革関連法」に準拠しています。スマートフォンのページから打刻ができたり、雇用契約ごとに勤怠管理ができたりと、現場作業が多く管理も複雑な建設業でも使いやすい機能が豊富です。
Touch On Time - 株式会社デジジャパン
- 従業員と管理者両者にとっての使いやすさにこだわったシステム
- スマートフォン打刻もでき管理者はリアルタイムで勤怠状況を把握
- 外部システムとのAPI連携やCSV連携も簡単に行える
Touch On Timeは、「従業員も管理者も使いやすい」をコンセプトとしたクラウド型の勤怠管理システムです。簡単な打刻や出退勤管理をはじめシフト管理、ワークフロー申請承認、複数の雇用形態への対応などさまざまな機能が充実しています。スマートフォンやタブレット端末で打刻を行えるため、現場が分散しがちな建設業界への汎用性も高いです。
現場監督は、現場にいる従業員の勤怠情報をリアルタイムで把握できます。独自開発のタイムレコーダーを使うことで打刻方法の選択肢が増え、セキュリティ強化も可能です。マネーフォワードクラウド給与や人事労務フリー、SmartHRなど外部システムとのAPI連携やCSV連携も簡単に行えます。
MINAGINE人事評価 - 株式会社ミナジン
- 建設をはじめIT、医療法人など多くの業界で支持されている
- 打刻データのほか「PCログ」も取得できる
- 36協定や有給取得状況チェックなど義務遵守に役立つ機能も搭載
MINAGINE勤怠管理は、給与計算や年末調整、人事評価など企業のバックオフィス業務を支援する「MINAGINE」シリーズの勤怠管理版です。建設業はもちろんIT、医療法人などさまざまな業界から支持されています。同システムでは、打刻状況とは別に「PCログ(パソコンの使用状況や活動履歴)」を取得可能。テレワークや現場の離れた従業員の勤務実態もリアルタイムで把握できます。
また、初回の打刻データは永久保存されるため改ざんも防止。安全性の互いセキュリティのもとスムーズな勤怠管理を実現可能です。ほかにも出勤予定表の作成や残業申請、有給申請など多くの機能が搭載されています。36協定・上限規制チェックや有給の取得状況をチェックできる機能も搭載。法改正への対応や、就業における義務遵守に役立てられます。
セコムあんしん勤怠管理サービス KING OF TIME Edition - セコムトラストシステムズ株式会社
- 管理画面が見やすいため打刻エラーも見つけやすい
- 承認申請やスケジュール管理、アラートなど機能も豊富
- 24時間365日体制でシステム監視しているので安心
セコムあんしん勤怠管理サービスは、機能が豊富ながらもシンプルで使いやすいインターフェースが特徴の勤怠管理システムです。ICカードリーダーをはじめパソコンからのログイン、生体認証、セコムの入退室管理システム経由での打刻など打刻方法はさまざま。個人のスマートフォンでも打刻ができるため、直行直帰の多い建設現場でも役立ちます。
打刻状況は管理画面にリアルタイムで反映され、管理画面も見やすいため打刻エラーも簡単に発見可能です。ほかにも休暇管理や承認申請、管理者権限設定、スケジュール管理、アラート機能など機能が充実しています。また、24時間365日の運用管理体制、迅速なバージョンアップ、データのバックアップなど、セキュリティやサポートも安心です。
- 「豊富な機能」「専任サポート」「セキュリティ体制」の3つが強み
- 働き方改革関連法に対応した機能も充実している
- 初期設定や運用改善の提案など専任スタッフによるサポートが付帯
楽楽勤怠は、「『面倒くさい』勤怠管理をもっと、ラクに。」をコンセプトとした勤怠管理システムです。「豊富な機能」「専任サポート」「セキュリティ体制」の3つを強みとしており、建設や不動産業界での導入実績もあります。機能では出退勤管理はもちろん雇用形態ごとの勤務時間集計、有給や残業管理、工数管理までさまざま。働き方改革関連法に対応した機能も充実しています。
導入初期は専任のスタッフが運用をサポート。電話やメール、ビデオ会議ツールを使いながら初期設定や運用改善などを提案してくれます。セキュリティ体制も強固です。サーバーは国内屈指の防災性能をもつデータセンターに保管し、24時間365日体制での監視、通信暗号化を実施。データは毎日バックアップされるたま万が一のデータ消失時でも対応できます。
freee 勤怠管理Plus - フリー株式会社
- 打刻漏れや残業時間オーバーなどはアラートが通知してくれる
- 勤怠データはCSVやExcel、PDFなどで出力可能
- 人事労務サービスとのAPI連携で関連業務がスムーズになる
freee 勤怠管理Plusは、会計や人事労務、工数管理など企業・個人のビジネスを支える総合プラットフォーム「freee」の勤怠管理版です。紙の出勤簿やアナログなタイムカードなど従来の方法から脱却し、より正確で簡単な勤怠管理を実現するための機能が充実しています。打刻はパソコンやスマートフォンから可能。入力状況や勤怠状況はリアルタイムに共有され、打刻漏れや残業時間オーバーなどは「アラート」で知らせてくれます。
システム内の勤怠データはCSVやExcel、PDFなどの形式ですぐに出力可能。シリーズ製品である「freee 人事労務」にAPI連携させることで給与計算や給与振り込みのファイル生成までを効率化できます。また関連サービスとして、建設業向けに「原価管理キット」を提供。このサービスを使えば、従業員や現場ごとの勤怠時間や工数を自動集計し、原価への振り分けを最適化できます。
スマホアプリ利用ができる勤怠管理システム4選
続いて、スマートフォンでのアプリ利用ができる勤怠管理システムを4つ紹介します。
- 多業界かつ数十名〜1,000名規模まで幅広い企業から支持されている
- 操作が直感的なのでITツールに慣れていない従業員でも使いやすい
- サポートやセキュリティ体制も充実している
ジンジャー勤怠は、建設業界をはじめ飲食、小売、学校など多くの業界で導入されている勤怠管理システムです。数十名単位の中小企業から1,000名以上の大企業まで規模を問わず多くの企業から支持されています。
テレワークやフレックスタイム、変形労働時間制など社内で複数の働き方を取り入れている企業にも対応可能。従業員一人ひとりの勤務形態に合わせて設定ができます。パソコンからスマートフォン、タブレット、ICカードなど打刻方法もさまざま。操作も直感的なのでITツールに慣れていない方でも使いやすいです。
スマートフォン向けのアプリも用意されており、従業員はアプリから打刻できるうえ、管理者もアプリで勤怠管理や承認作業を行えます。初期設定や運用中の困りごと相談といったサポート体制も充実。システム監視や通信暗号化、災害対策、ぜい弱性診断などセキュリティ体制も強固です。
- ITツールに慣れていない従業員でも使いやすい設計
- 勤怠管理に関する機能を1ユーザー100円(税抜)から利用できる
- 24時間365日体制のメールサポートが付帯している
レコルは、シンプルで使いやすいインターフェースが魅力の勤怠管理システムです。ITツールに慣れていない従業員でも使いやすい設計なので、日々の勤怠チェックやタイムカード集計業務を大幅が効率化されます。
アプリも提供しており、複数種類の打刻から勤怠状況の管理、有給管理、承認申請などさまざまな機能を1ユーザー100円(税抜)で利用可能。初期費用やオプション料金もかからないため低コストで運用できます。24時間365日体制のメールサポートも付帯。有料サポートでは社内運用向けの個別支援も行っています。
CLOUZA - アマノビジネスソリューションズ株式会社
- 従業員のスマートフォンをタイムレコーダー代わりに使える
- 給与計算をはじめとする外部システムとの連携機能も充実
- 1ユーザーあたり200円(税抜)と料金形態がわかりやすい
CLOUZAは、パソコンやタブレット、スマートフォンから簡単に打刻ができる勤怠管理システムです。アプリも用意されており、従業員のスマートフォンをタイムレコーダー代わりに使えます。パソコンでの管理画面では打刻情報や勤怠集計結果などを一目で把握できます。クラウド型のシステムなのでインターネット環境があれば場所を問わずに勤怠状況を確認可能です。
また、弥生給与や給与計算freeeといった給与計算をはじめとする外部システムとの連携機能も豊富です。初期費用や基本料金はかからず、基本的には「1ユーザーあたり200円(税抜)」といった利用人数に応じた利用となります。料金形態がわかりやすい初めての利用でも使いやすいでしょう。
- スマートフォンやICカード、ビジネスチャット経由など打刻方法が豊富
- 利用人数が30名以下であれば初期費用なしの無料で利用できる
- 給与計算や人事労務など外部システムとのAPI連携も可能
HRMOS勤怠は、株式会社ビズリーチが運営する勤怠管理システムです。パソコンやタブレット、スマートフォンからの打刻をはじめICカード、SlackやLINE WORKSといったビジネスチャット経由での打刻方法も選択可能。アプリは、総合的な勤怠管理ができる「勤怠管理アプリ」と、ICカード打刻用の「ICカード打刻アプリ」の2種類を提供しています。
また、利用人数が30名以下であれば料金は無料で、初期費用もかかりません。打刻から勤怠管理、残業レポート、休暇管理、オリジナル時間帯集計などさまざまな機能を利用できます。給与計算や人事労務など外部システムとのAPI連携可能です。
大規模の建設会社におすすめの勤怠管理システム2選
続いて、大規模の建設会社におすすめしたい勤怠管理システムを2つ紹介します。
WiMS/SaaS勤務管理システム - 株式会社ソリューション・アンド・テクノロジー
- 1,000人規模の企業の導入実績が豊富
- 基本的な勤怠管理から細かいデータ分析、新しい働き方にも対応
- グループ会社を横断しての管理も容易
WiMS/SaaS勤務管理システムは、株式会社ソリューション・アンド・テクノロジーが運営するクラウド型の勤怠管理システムです。出退勤の打刻から申請承認、シフト管理などの基本機能はもちろんレポート作成、データ分析、テレワークやフレックスタイムなど新しい働き方の勤怠管理にも対応。1,000人規模の企業の導入実績が豊富で、グループ会社を横断しての管理も容易です。
英語を標準とした多言語にも対応しているため、外国人スタッフを雇用している建設会社にもおすすめといえます。プロジェクト工数管理機能を使えば、どの業務にどの程度の時間がかかったかが一目で把握可能です。細かな工数管理が求められる建設現場でも活躍するでしょう。
- 大企業ならではの複雑な勤怠管理に対応した機能が揃う
- 12種類の打刻方法から現場に合った方法を選択できる
- 導入から導入後6か月後の点検など専任スタッフが伴走
キンタイミライは、株式会社ネオレックスが運営するクラウド型の勤怠管理システムです。複雑な集計作業や変形労働制、ワークフロー管理など大企業ならではの複雑な勤怠管理を効率化する機能が充実。打刻は12種類あり、現場に合った方法を選択できます。就業場所が離れがちな建設業界でも使いやすいツールといえます。
勤怠管理のほかにも社食・お弁当の発注数管理や企業独自の手当設定も可能。必要な機能を自由にカスタマイズできます。システム導入にあたっては専任スタッフが伴走。ヒアリングからプロトタイプ開発、導入から6か月後の点検など、導入企業が運用の軌道に乗るまでをサポートしてくれます。
より多くに勤怠管理システムから比較したい方は、こちらの記事を参考にしてください。
無料やアプリ対応、小規模企業向けなど、特徴から勤怠管理システムを選びたい方は、こちらからサービスを比較できます。
英語対応の勤怠管理システム | 無料の勤怠管理システム | アプリ対応の勤怠管理システム |
小規模向け勤怠管理システム | 中小企業向け勤怠管理システム | シフト管理できる勤怠管理システム |
給与計算ソフト連携可能な勤怠管理システム | 建設業向け勤怠管理システム | 派遣会社向け勤怠管理システム |
病院向け勤怠管理システム | 介護業向け勤怠管理システム | 利用料金が安い勤怠管理システム |
勤怠管理システムで建設業の課題を解決
勤怠管理システムは、直行直帰の多い現場でも正確かつリアルタイムな勤怠管理ができるため、建設業の方におすすめのサービスです。選定の際は、次のポイントに注意して選ぶのをおすすめします。
- クラウド型のシステムか
- 目的に合った打刻方法を選べるか
- 工事原価管理に対応できるか
- 日報や工数管理などの機能は搭載されているか
- スマホアプリに対応しているか
- 働き方改革関連法に準拠した仕様かどうか
- セキュリティは強固か
- サポート体制は充実しているか
勤怠管理システムをより深く検討したい方は、ぜひサービス資料を活用してみてください。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
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