スタートアップ企業向けCRM・SFA18選!メリットと選び方・導入事例

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- CRMとは
- CRMとSFAの違い
- スタートアップ企業でのCRM活用
- 増加するSaaSスタートアップ
- スタートアップの営業課題はCRMで解決
- スタートアップにおけるCRMのメリット
- 情報の一元管理
- 顧客情報を分析し、営業マネジメントを改善できる
- スタートアップにおけるCRMのデメリット
- スタートアップ企業向けCRMの選び方
- わかりやすいインターフェース
- 柔軟なシステム連携
- スモールスタートできるか
- スタートアップにおすすめのCRM12選
- Salesforce Sales Cloud
- Salesforce Essentials
- eセールスマネージャーRemix Cloud
- Zoho CRM
- UPWARD
- サスケLead
- pipedrive
- GRMarketing
- Mazrica Sales
- i-CRM
- HubSpot
- Notion
- スタートアップにおすすめのSFA6選
- Magic Moment Playbook
- ネクストSFA
- AppSuite
- WaWaFrontier
- WaWaD-Be
- cyzen
- 【番外編】SFA・CRMの導入支援サービス
- SFA/CRM 導入運用支援サービス
- スタートアップでのCRM導入事例
- 営業2名でもCRMを導入したV社
- CRMはスタートアップの成長を加速させるエンジン
- BOXILとは
CRMとは
CRMとは、Customer Relationship Managementの略称で、顧客との関係を管理する「顧客管理システム」のことを意味します。
CRMは、データベース化された顧客情報から嗜好や行動を分析し、「見込み客」「既存顧客」「優良顧客」に分類、次回アクションをどのように行うかを支援するものであり、スタートアップの営業成果の拡大に役立つツールです。
次の記事では、CRMの導入メリットについて詳しく解説しています。

CRMとSFAの違い
CRMとともによく登場するツールに、SFAがあります。SFAとは、営業支援のための予実管理機能、案件管理機能、営業活動の記録・報告機能などを備える、「営業の可視化」を行うツールです。
対してCRMは顧客満足度向上のため、顧客の購買目的やニーズを捉え、将来的な購入見込みを含む情報を蓄積・分析することによって「顧客の可視化」を行います。
営業活動のためには顧客情報が重要であり、SFAでもCRMによる顧客情報の分析が必要となるため、両方の機能をもつツールが多く登場しています。
次の記事では、CRMとSFAの違いについて詳しく解説しています。

スタートアップ企業でのCRM活用
スタートアップとは、数人規模のチームで、市場の課題を解決する新たなビジネスモデルやプロダクトを開発するベンチャー的な企業形態のこと。近年は急速な成長を狙うスタートアップが、米欧で数多く活躍しています。
その理想は、プロダクトマーケットフィット(PMF:市場から製品が求められている状態)から5年間で72倍以上の成長を遂げることだとされています。
これだけの成長を現実のものとするためには、人材を含めた多くのリソースが、スタートアップには不足しているように思われます。これを打開するためのカギが「CRM」だといえるでしょう。
増加するSaaSスタートアップ
米欧では過去数年で数多くのスタートアップが現れました。その多くはSaaS型サービスを提供するスタートアップ企業です。
この流れは、日本でも顕著で、国内でも多くのSaaSスタートアップが登場しています。
こうしたスタートアップは、チーム内にエンジニアを抱えているケースがほとんど。そのため集中しなければならないアイデアの具現化はそれほど課題にならないのですが、問題はそれを成長させていく仕組みである「営業プロセス」です。
スタートアップの営業課題はCRMで解決
リソースが絶対的に不足するスタートアップの営業活動は、「メンバーの人脈」「セミナーや展示会での名刺交換」「Webサイトからの問い合わせ」といった、限られた見込み客にあたることからはじまると思われます。
このなかから「新製品やサービスのファン」を育成(リードナーチャリング)し、さらに多くの見込み顧客の獲得に注力するとともに、既存顧客のロイヤルティ向上も進めていくことになります。
現代のBtoB営業では、顧客先を外回り営業するようなアウトバウンドセールスで、大きな成果を得ることは困難であり、スタートアップではそれを実行するためのリソースも不足しています。
必然的に、見込み客を獲得し、リードナーチャリングを行い、ロイヤルティを高めて優良顧客へと育て上げていく仕組みが必要となり、それを効率的に行うインバウンドセールス・インバウンドマーケティングに目を向けていくことになります。
これを実現するためには、顧客との関係性を把握し、顧客満足度を高めていく必要があるのです。そのために必要なものが「CRM」であり、CRMこそSaaSスタートアップの成長に不可欠なツールといえます。
スタートアップにおけるCRMのメリット
CRMをスタートアップに導入するにあたって、どのような具体的なメリットが考えられるでしょうか。
情報の一元管理
CRMの大きなメリットは、情報を一元管理できることです。顧客の情報をCRM化して管理することで、スタートアップのメンバー全員が情報にアクセスしやすくなり、更新も簡単になります。
それまでExcelで情報管理していた場合は、時間を大幅に短縮できるため、業務改善につなげられます。
顧客情報を分析し、営業マネジメントを改善できる
CRMを使えば、簡単に顧客情報の分析が可能になります。顧客の動向や効果を分析し、後の営業マネジメントの改善につなげられます。
こうしたPDCAサイクルを回すことにより、営業リソースが不足しがちなスタートアップでも営業成果が出やすくなっていきます。

スタートアップにおけるCRMのデメリット
スタートアップでCRMを導入する場合のデメリットは、コスト面だといえます。クラウド型を導入すれば初期費用や月々のランニングコストを抑えられますが、それでも毎月のコストはどうしてもかかってしまうものです。
CRMはすぐに効果が出るものではないため、導入してもコストに見合う結果を出すのか、リソースの少ないスタートアップだからこそ迷ってしまうことも多いはずです。
この場合は、CRMの導入によってパフォーマンスが上がる見込みがあるかを調査し、無料プランやデモで操作性を確認するのがよいでしょう。まずは一番安価なプランから始めて、事業の成長に合わせてプランを変更していくのもおすすめです。
スタートアップ企業向けCRMの選び方
最小人数でスタートするスタートアップでは、営業のノウハウを持たないケースも考えられ、最適なCRMを検討するのが困難な場合もあるでしょう。スタートアップがCRMを導入する際は、次のポイントに注意して選ぶことをおすすめします。
- わかりやすいインターフェース
- 柔軟なシステム連携
- スモールスタートできるか
それぞれの選定ポイントについて解説します。
わかりやすいインターフェース
CRMはさまざまな業種のさまざまな企業に活用されており、結果、数多くの機能を搭載しているツールもあります。このようなCRMは、高機能なかわりに、複雑でわかりにくいインターフェースの可能性も考えられます。
直感的に使えないインターフェースのCRMは、導入しても活用されなくなる可能性があります。必要充分な機能を持ちながらも、わかりやすくシンプルで、使いやすそうなインターフェースをもつツールを選択すべきです。
CRMツールの無料トライアルや無料プランで、実際に操作してみることをおすすめします。
柔軟なシステム連携
CRMには「SFA機能」のあるツールも登場していますが、オールインワンで完結できるかどうかは、ユーザーの活用方法にもよるでしょう。
スタートアップ企業が成長していく段階で、将来的な拡張性を確保するためにも、ほかのシステムとの連携が可能なCRMツールを選択することが重要です。
また、SlackやGoogle Workspace、Sansanといったスタートアップでよく使われているツールと連携できれば、CRMをより効率的に利用できるでしょう。
次の記事では、CRMツールのシステム連携について詳しく解説しています。

スモールスタートできるか
CRMには、カスタマーエクスペリエンス(CX)を高めるためのさまざまな機能が搭載されています。高度なパーソナライズ機能やAI(人工知能)を利用した機能など、スタートアップの初期のフェーズではあまり使わない機能もあるかもしれません。
そのため、スタートアップのコスト負担を減らすためにも、必要最小限の機能のプランから高機能なプランまで用意された、スモールスタートから成長に応じて利用できるツールを選ぶとよいでしょう。
スタートアップにおすすめのCRM12選
CRMがスタートアップの営業を効率化するのに有用なのは明らかですが、CRMツールは数多くの製品がリリースされており、正直、どれが最適なのかを判断するのは悩ましいところです。
スタートアップにおすすめのCRMツールを厳選して紹介します。
Salesforce Sales Cloud - 株式会社セールスフォース・ジャパン
- グローバルNo.1 CRM/SFAソリューション※
- 営業活動の可視化・改善を通じた売上の拡大
- 優れた更新性・充実の支援体制
Salesforce Sales Cloudは、シェアNo.1※を誇るクラウド型CRMです。
世界No.1の営業向けCRMプラットフォームをベースに、AI(人工知能)を利用した自動化で案件につながりそうな見込み客をスコアリング、1か所に集約した情報を優先順位をつけてスピーディーに意思決定を行うことを可能にします。
PC/スマートフォンを含むデバイスに対応し、カスタマイズ可能なCRMをもつEnterprise、無制限のサポートが受けられるUnlimitedも用意されています。
※出典:Salesforce「世界No.1 CRM - Salesforce | セールスフォース・ジャパン」(2023年8月31日閲覧)
Salesforce Essentials - 株式会社セールスフォース・ジャパン
- スタートアップ・中小企業向けSFA
- 低価格なのに高い営業パフォーマンス
- リアルタイムでの情報共有
Salesforce Essentialsは、世界No.1のCRM※である「Salesforce」が提供するスタートアップ・中小企業向けのCRMです。
通常のSalesforceと比べ低価格での導入が可能なうえに、会社規模が拡大すればそのままSalesforceへの拡張ができます。またPCやモバイルで利用できるため、チャット機能によりテレワークでもリアルタイムの情報共有が可能です。
※出典:Salesforce「世界No.1 CRM - Salesforce | セールスフォース・ジャパン」(2023年8月31日閲覧)
eセールスマネージャーRemix Cloud - ソフトブレーン株式会社
- 5,500社以上※1の導入実績
- 定着率95%※2
- 直感的に状況を理解できるダッシュボード
eセールスマネージャーRemix Cloudは、導入実績5,500社超の国産CRM/SFAツールです。営業はリモートワークでも、一度の簡単入力で複数ツールに連携し、営業工数を最小限に省力化できます。
マネジメントはオンラインでも直感的に理解できるダッシュボードで、営業現場とリアルタイムに円滑なコミュニケーションを実現します。徹底したサポートにて、導入から定着までの営業DXを支援し、定着率は95%に上ります。
※1 ※2 eセールスマネージャー公式サイトより(2023年3月時点)
- 圧倒的な機能と驚きの低価格
- IT知識がなくても直感的な操作が可能
- 業務の効率化を実現
低コストで機能性の高いZoho CRM(ゾーホー・シーアールエム)は、スタートアップ企業からも選ばれるCRMツールです。IT知識がなくても簡単にドラッグ&ドロップ操作でレイアウトをカスタマイズでき、スピーディーな事業の成長にも柔軟に対応します。
また、業務を自動で処理するワークフロー機能を活用すれば、タイムロスを最小限に抑えられます。基本的なCRM・SFAの機能から、AI(人工知能)まで必要な機能が揃っているため、スタートアップのフェーズに応じた機能を使いこなすことで、事業の成長を確実にアシストします。
- 訪問の量と質をアップさせるCRM/SFA
- かんたん入力&リアルタイム報告で情報共有を活性化
- 地図上からワンタッチで顧客情報を登録
UPWARD(アップワード)は、フィールドセールスに特化したクラウドサービスです。モバイルだけですべての顧客訪問業務がカバーできるため、営業スピードを飛躍的にアップできます。
訪問の量と質を向上させつつ、属人化しがちな営業ノウハウを標準化させます。また、活動はダッシュボードで見える化されます。効率的なリソース配分をはじめとした高度な分析が可能です。
- 1,000社以上※の導入実績
- 見込み顧客の育成に特化
- チャネルを問わず情報を一元管理
サスケは、導入実績1,000社以上の見込み顧客の育成に特化したCRMです。オフラインやオンラインといったチャネルに関わらず、顧客データを集約し一元管理します。
顧客の情報に応じて、メールを一括送信したり、メールへの反応を分析したり、Web上での行動を解析したりできる点も特徴です。顧客の検討段階を可視化して、状況にあわせたマーケティングを実施していけます。CRMとしての顧客管理機能にとどまらず、メール配信や行動解析といったマーケティングの機能も利用できるツールです。
※ サスケ公式サイトより(2023年3月時点)
- 案件をタスクベースでシンプルに管理
- GoogleやMicrosoftと同期可能
- 外出先でもいつでも通知を確認できる
pipedriveは、シンプルな操作性とタスク管理のしやすさが特徴の営業支援ツールです。アポや商談をタスク別にリスト化して管理します。アポから商談成立のように、タスクが進んだときは案件をドラッグ&ドロップするだけで、次のタスクへと移動できます。GoogleやMicrosoftのツールと同期できるので、スケジュールの登録や共有もスムーズに行えます。
GRMarketing - 株式会社イーグリッド
- 月次決算を素早く確定
- 簡単な売上・利益集計
- 請求書・入金チェックを素早く実行
GRMarketingは、Webブラウザで顧客管理を行い、見積り・請求書作成、受注から利益管理までを共有できるクラウドベースのCRMシステムです。営業の進捗状況や収益を分析・可視化し、共有することによって、顧客ニーズに迅速に対応するリードナーチャリング施策を可能にします。
初期費用が無料で、月額5,000円〜のリーズナブルでシンプルな料金体系により、導入のハードルが低い点も魅力的です。
Mazrica Sales - 株式会社マツリカ
- AI搭載のクラウドCRM/SFAツール
- 受注確度・契約予定日・契約金額などをAIが予測
- 運用定着までサポート
Mazrica Salesは、AI(人工知能)搭載のクラウドCRM/SFAです。営業管理だけではなく営業プロセスを直接的に支援する、組織ナレッジ活用型営業支援ツールです。営業活動に必要な顧客管理、案件管理、行動管理、名刺管理などのすべての情報を一元管理できます。
各案件の受注確度、契約予定日、契約金額などをAIが過去案件の情報から機械学習して算出します。リスク分析や類似案件を直接アドバイスしてくれるため、受注率アップに貢献します。入力負荷を削減する機能やわかりやすい画面、手厚いサポートで、利用開始から運用定着まで支援してくれます。
i-CRM - アイテックス株式会社
- SFA・MA機能も備えた中小企業向けクラウドCRM
- 簡単に使えて低コスト
- 名刺スキャンから商談確度の自動算出まで
i-CRMは、SFA・MA機能も備えた中小企業のためのクラウドCRMです。顧客獲得と顧客管理、営業支援のための機能がすべて揃っていて、簡単に使えて低コストと、スタートアップにおすすめのツールです。
名刺スキャン、顧客情報の更新通知、商談確度の自動算出、営業報告、活動分析、メール一斉配信・予約配信といった機能を網羅しています。ISMSやプライバシーマークを取得済みで、セキュリティ体制も安心です。
- 豊富な機能の無料CRM
- 直感的で見やすいダッシュボード
- ユーザー数とストレージ容量は無制限
HubSpot CRM(ハブスポットCRM)は、海外スタートアップに人気の無料の顧客管理・営業支援ツールです。直感的で見やすいダッシュボードで、リアルタイムで営業活動を追跡して分析できます。
営業チームの活動・生産性・個人成績に関する詳細なレポートによって、売上目標の達成状況を把握でき、チームを成功に導くために必要なデータを取得できます。最大100万件の営業コンタクトを登録でき、ユーザー数とストレージ容量は無制限です。
Notion
- スタートアップに人気の情報共有ツール
- 営業CRMテンプレートでCRMを構築
- 営業提案状況をボードビューで可視化
Notion(ノーション)は、Wiki、ドキュメント、プロジェクト管理ができるスタートアップに人気の情報共有ツールです。テンプレートで簡単に営業CRMを作成し、増え続けるコンタクトリストを効率的に管理できます。
顧客のページ内で直接チームメンバーと協議ができ、顧客ページをフォローすることで顧客情報の更新をすぐに共有可能です。営業提案状況をボードビューで可視化すると、営業活動の進捗状況が直感的に把握できます。
スタートアップにおすすめのSFA6選
上述したように、現在ではCRM機能をもつSFA、もしくはCRMと連携が可能なSFAが登場し、統合的に活用する手法が一般的になりつつあります。
そのようなSFAのなかからも、スタートアップにおすすめのツールを紹介します。
Magic Moment Playbook - 株式会社Magic Moment
- 営業活動を仕組み化し業務の抜け漏れを防止
- 顧客行動をもとに最優先の案件を自動提案
- 設定条件をもとに営業活動を半自動化
Magic Moment Playbookは、構築した営業オペレーションをもとに営業活動を標準化できる営業支援ツールです。CRMやSFA内のデータ、Webでの顧客行動などをもとに、ネクストアクションを自動で提案してくれるほか、ツール単体でも利用可能です。
また、見込み顧客へのメール送信や架電タイミングの設定など、定常的な業務を自動化できます。インサイドセールスやフィールドセールス、CSなど営業プロセスに関わる部門で共通して使えるので、抜け漏れのない顧客関係構築に役立ちます。
- 使いやすさ抜群のSFA
- プログラミング不要で多くのカスタマイズが可能
- サポート体制の充実で継続率98.6%※
ネクストSFAは、シンプルでいて高機能な使いやすい、クラウド型営業支援ツールです。低コストでプログラミングの知識なしにカスタマイズができ、導入後の運用をスムーズにします。
アウトバウンド、インバウンド、ルート、インサイドセールスなど、さまざまな営業スタイルに対応する高機能サービスでありながら、シンプルなインターフェースで入力しやすく、営業履歴から次の最適なアプローチをサポートし、タイミングを逃さない提案を可能にします。
※ ネクストSFA公式サイトより(2022年2月末時点)
- 社内業務をかんたんにシステム化
- 業務の可視化を実現
- 複雑なアプリを構築可能
AppSuiteは、グループウェアdesknet's NEOで動作し、画面に部品を並べるだけで、オリジナルのアプリケーションを作成可能な営業支援システムです。
蓄積されたデータを集計・グラフ化し、desknet's NEOポータルでの情報共有や、社内会議での分析・報告に利用でき、現場、中間管理職、経営層といったそれぞれ異なる観点、目的でデータの有効活用が可能です。
データベース構築、フォーム作成、関数計算、リレーション、クロス集計、アクセス制御など、豊富な機能を使って全社横断的な社内システムを低コストで構築できます。
WaWaFrontier - 株式会社アイアットOEC
- 簡単入力のASP型SFA
- 営業進捗管理の効率化
- 行動分析機能
WaWaFrontierは、スケジュール画面から直接、営業の日報予定や日報実績を入力する営業日報管理SFAです。営業担当者個人の中に留まりがちな情報を、共有することで個人営業から組織営業に転換をはかります。
さらにグループウェアWaWaOfficeを中心に、簡易データベースWaWaD-Be、オプションのワークフローWaWaFlowが連携することで、営業活動を効率化します。蓄積データはCSVファイルに出力できるため、既存のシステムとの連携も可能です。
- さまざまなアプリをユーザーが自由に作成
- 情報を統括して管理・共有
- 必要な情報をタイムリーに把握
WaWaD-Beは、顧客情報・商談情報・商品情報・販促ツール・クレーム情報など、さまざまな情報を管理・共有できる、クラウド型データベースサービスです。
プログラムの知識が無くてもフォームを簡単に作成でき、情報の有効活用ができます。知りたい情報のみを、更新されたときに知らせてくれる機能も搭載しており、タイムリーな情報把握に役立ちます。また、蓄積したデータをCSV出力し、自由なデータ加工も可能です。
- モバイルでも使いやすく現場支援につながる
- 安心、充実のサポート
- プランに応じたオプション機能が充実
cyzen(サイゼン)は、現場目線で行動変革を促す営業活動管理アプリです。
PCではなくスマートフォン最適化に着目して開発。アプリの動作速度や現場での使い勝手が優れています。無駄な会議や雑務を減らして営業活動にリソースを割けるので、売上アップや残業削減が期待できます。
【番外編】SFA・CRMの導入支援サービス
SFA/CRM 導入運用支援サービス - 株式会社トライエッジ
- 独自のリードマネジメント理論で課題を解決へと導く
- 経験豊富なBtoBマーケティングのプロが支援
- LP制作やメールマガジンなどのコンテンツ施策もサポート
SFA/CRM導入運用支援サービスは、Zoho CRMの導入と運用を支援するサービスです。要件定義や初期設計を行ったうえで、テスト運用を開始し、課題の発見と改善をしていきます。導入後は、顧客情報を蓄積することに徹底し、情報を生かした最適なマーケティング施策を立案します。
次の記事では、SFAのおすすめツールについてより詳しく解説しています。

スタートアップでのCRM導入事例
CRMがスタートアップの営業課題を解決するものだと解説してきました。創業フェーズにあるスタートアップが、わずか営業2名の段階からCRMを導入した事例を紹介しましょう。
営業2名でもCRMを導入したV社

会員制のキャリアマッチングサービスを提供するV社では、ローンチ当初には営業が2名しかおらず、お互いの行動を把握することは困難ではなかったようですが、「強い営業には強いシステムが必要」との考えから、創業直後にはCRMを導入しています。
システムを定着させるには人数の少ない時期が適切
これには、成長にともない人員増強したときに、「効率的に成長させるシステムが必要」、「システムを定着させるには人数が増えてからでは遅い」という判断がありました。
顧客情報・営業状況をすべて記録して分析
以来、顧客情報はもちろんのこと、営業スタッフの行動を含めた営業状況すべてをCRMに記録して分析することにより、現状の可視化に成功しました。
データをもとにした効率化を実行し、さらにその結果を分析することでノウハウを蓄積、PDCAサイクルを回していくにつれて精度の高い結果が出るようになりました。
前年比450%の売上を達成
さらに、顧客の状況を可視化することによって、営業を行うタイミングを最適化し、成約率を高める具体策も判断できたため、前年比450%の売上を達成する効果をあげました。
CRMはスタートアップの成長を加速させるエンジン
CRMは、情報の一元管理やリードナーチャリング、営業成果の拡大といったメリットをスタートアップにもたらします。スタートアップがCRMツールを導入する際は、次のポイントに注意して選ぶことをおすすめします。
- わかりやすいインターフェース
- 柔軟なシステム連携
- スモールスタートできるか
人材や資本を含めたリソースが不足しがちなスタートアップは、いかに素早く、営業の仕組みをCRMで築いていけるかが重要だといえます。CRMを成長を加速させるためのエンジンとして有効活用して、世界に羽ばたくスタートアップを目指しましょう。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
- BOXIL Magazineの会員限定記事が読み放題!
- 「SaaS業界レポート」や「選び方ガイド」がダウンロードできる!
- 約800種類のビジネステンプレートが自由に使える!
BOXIL SaaSでは、SaaSやクラウドサービスの口コミを募集しています。あなたの体験が、サービス品質向上や、これから導入検討する企業の参考情報として役立ちます。
BOXIL SaaS質問箱は、SaaS選定や業務課題に関する質問に、SaaSベンダーやITコンサルタントなどの専門家が回答するQ&Aサイトです。質問はすべて匿名、完全無料で利用いただけます。
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