英語対応の勤怠管理システムおすすめ6選!サービスの比較ポイントや導入メリット

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英語対応の勤怠管理システムを導入するべき企業
次のような企業は英語対応の勤怠管理システムを導入することをおすすめします。
- グローバル企業
- 外国人の労働者が多い企業
- 海外展開の予定がある企業
それぞれの内容について説明します。
グローバル企業
グローバル企業で海外拠点がある企業には、英語対応だけでなく、拠点ごとの標準言語を設定できる勤怠管理システムがおすすめです。
サービスによっては英語対応のみで、他の言語には対応していない場合もあるので、対応言語はしっかり確認しておくとよいでしょう。
外国人の労働者が多い企業
グローバル企業や飲食業、コンビニエンスストアなど、外国人の従業員が多い企業は英語対応の勤怠管理システムを導入するとよいでしょう。
サービスによっては部署ごとにツールの言語を切り替えたり、従業員ごとの個別で切り替えたりできます。就業管理の画面を言語表示を変更できるサービスを選ぶ際は、従業員自身が個別で表示言語を変更できる仕様だと管理者側の負担を軽減できます。
海外展開の予定がある企業
今後、企業のグローバル化や海外展開を予定している場合は、英語対応している勤怠管理、就業管理システムの導入を検討しておきましょう。
勤怠管理システムは一度導入すると2〜3年は運用するパターンが多いので、後から海外展開に合わせてサービスを変更しようとすると移行コストが発生してしまいます。
英語対応の勤怠管理システムの選び方
英語対応の勤怠管理システムを選ぶときは、次の比較ポイントを確認しましょう。
- 対応言語を確認する
- 海外利用できるか確認する
- タイムゾーン設定の可否を確認する
それぞれの選び方について解説します。
対応言語を確認する
外国人スタッフの多い企業では、英語だけでなく、さまざまな言語に対応した勤怠管理システムが好ましいです。システムがどんな言語に対応しているのか、従業員の母国語と照らし合わせながら確認しましょう。日本には、中国やベトナムから働きに来る人も多く、勤怠管理システムは彼らにとっても扱いやすいツールであるべきです。
もちろん、対応言語だけでなく勤怠管理システムとしての機能も大切です。シフト管理や給与計算などができるもの、既存システムとの連携ができるものを選べば、バックオフィス業務の効率化にもつながります。
海外利用できるか確認する
英語に対応しているからといって、海外でも利用できるとは限りません。海外拠点での利用を考えているなら、現地でシステムを使えるのか、必ず確認しましょう。
また、システムが海外利用に対応していたとしても、日本の端末をそのまま現地で使えるわけではありません。現地で使えるSIMカードや通信回線も必要になることは、覚えておきましょう。
タイムゾーン設定の可否を確認する
勤怠管理システムを海外で利用する場合は、タイムゾーン設定の可否も確認しましょう。誰が、どこで、何時まで働いていたのか、現地時間で把握できるものでなければ、海外での就業管理の利用は難しいです。
英語対応の勤怠管理システム6選
代表的な勤怠管理システムの中から、英語や複数言語に対応した勤怠管理システムを比較して紹介します。
jinjer勤怠 - jinjer株式会社
- 英語を含む5か国語に対応
- iPhone、Android対応のモバイルアプリ
- シフト管理もでき、アルバイトの多い企業におすすめ
jinjer勤怠は英語、インドネシア語、タイ語、ベトナム語など、5か国語に対応した勤怠管理システムです。多様な人材が働く企業も安心して導入できます。
モバイルアプリはiPhoneとAndroidの双方に対応し、シフト管理も可能です。複数店舗を展開し、外国人アルバイト数が多い企業には最適でしょう。もちろん、有給消化や残業時間のアラート機能もあるので、勤務時間の長くなりやすい正社員の勤怠管理にも役立ちます。
機能 | 詳細 |
---|---|
アプリ対応 | 〇 |
外部連携(API連携) | jinjerシリーズの各サービス |
GPS対応(位置情報) | 〇 |
打刻方法 | PC、スマートフォン、タブレット、ICカードなど |
CSV出力 | 〇 |
シフト管理 | 〇 |
言語対応 | 英語、インドネシア語、タイ語、ベトナム語など5か国語 |
無料トライアル | 〇(期間は要問い合わせ) |
KING OF TIME - 株式会社ヒューマンテクノロジーズ
- タイムゾーンの設定が可能
- 日本語、英語に対応したサポート
- 多様な働き方を推進する機能群
KING OF TIMEは、海外利用にも対応した勤怠管理システムです。英語表記と時差に対応し、海外での導入支援も充実。サポートは日本語と英語に対応しています。グローバル企業や、海外進出を考えている企業にもおすすめです。
モバイル端末での打刻やGPS情報を付与した打刻ができ、時差出勤のスケジュール管理機能も搭載しています。多様な働き方にも柔軟に対応するため、多様な価値観を持つ多国籍の従業員が働く企業でも使いやすいでしょう。
機能 | 詳細 |
---|---|
アプリ対応 | 〇 |
外部連携(API連携) | KING OF TIME各サービス、マネーフォワード クラウド給与、人事労務 freeeなど |
GPS対応(位置情報) | 〇 |
打刻方法 | PC、スマートフォン、タブレット、ICカード、指紋、指静脈など |
CSV出力 | 〇 |
シフト管理 | 〇 |
言語対応 | 日本語、英語 |
無料トライアル | 30日間 |
KING OF TIME for ビジネスプラス - 株式会社NTTドコモ
- クラウド勤怠管理シェアNo.1※
- 給与計算ソフトとの連携で簡単データ連携
- ニーズによって選べる多彩なタイムレコード
KING OF TIME for ビジネスプラスは、タイムレコーダーとして指紋認証、指静脈認証などの生体認証や、外出先でも打刻ができる携帯電話スマートフォンなど、多彩な種類の打刻手段を持つ勤怠管理システムです。
リアルタイムに勤務集計、残業状況、アラート、人件費の概算などの確認、管理が可能、集計されたデータはExcel、給与計算ソフトやシステムにCSVデータとして出力できます。ワークフロー機能やシフト管理機能により、正社員、派遣社員、契約社員、アルバイト、パートなど、さまざまなワークスタイルに合わせた勤怠管理が可能です。
※ボクシル掲載資料参照(2021年12月時点)
機能 | 詳細 |
---|---|
アプリ対応 | 〇 |
外部連携(API連携) | KING OF TIME各サービス、マネーフォワード クラウド給与、人事労務 freeeなど |
GPS対応(位置情報) | 〇 |
打刻方法 | PC、スマートフォン、タブレット、ICカード、指紋、指静脈など |
CSV出力 | 〇 |
シフト管理 | 〇 |
言語対応 | 日本語、英語 |
無料トライアル | 30日間 |
バイバイタイムカード - 株式会社ネオレックス
- 日本語と英語に対応した勤怠管理システム
- 指紋や静脈などの生体認証にも対応
- 数千、数万人規模の導入実績が豊富
バイバイタイムカードは、日本語と英語に対応した勤怠管理システムです。多様な打刻方法と、導入前のヒアリングにより、自社に最適な勤怠管理システムとして利用できます。
導入時は集計ルールや就業規則などを専属コンサルティングがヒアリングし、企業に合わせて設定をカスタマイズします。宿泊業や運送業など、勤務条件が特殊な環境にも、柔軟に対応可能です。
機能 | 詳細 |
---|---|
アプリ対応 | 〇 |
外部連携(API連携) | 弥生給与、給与奉行、PCA給与、SAPなど |
GPS対応(位置情報) | 〇 |
打刻方法 | PC、スマートフォン、タブレット、ICカード、指紋、指静脈など |
CSV出力 | 〇 |
シフト管理 | 〇 |
言語対応 | 日本語、英語 |
無料トライアル | × |
勤労の獅子 - エス・エー・エス株式会社
- 英語対応なので、外国人従業員が多くても安心
- 導入時のヒアリングにより、1社1社に最適な設定を
- 月額料金は1ユーザー100円~の格安設定
勤労の獅子は日本語と英語に対応し、さまざまな方法で打刻できる勤怠管理システムです。ICカードやブラウザでのWeb打刻はもちろん、指紋や静脈などの生体認証による打刻もできます。導入時はコンサルタントによるヒアリングを行い、1社1社に最適な環境を設定します。
月額料金は1ユーザー100円~と、勤怠管理システムの中でもかなり安価な部類です。必要に応じてオプション機能を追加する形式なので、コストの無駄もありません。外国人従業員やアルバイトスタッフが多く働く飲食業、小売業におすすめです。
機能 | 詳細 |
---|---|
アプリ対応 | × |
外部連携(API連携) | LINE WORKS、カラ・レコ、SmartHR |
GPS対応(位置情報) | 〇 |
打刻方法 | PC、スマートフォン、タブレット、ICカード、指紋、指静脈など |
CSV出力 | 〇 |
シフト管理 | 〇 |
言語対応 | 日本語、英語 |
無料トライアル | 最長30日間 |
kincone - 株式会社ソウルウェア
- 英語での従業員登録に対応
- 感覚的に操作できる
- Kintoneと連携し、勤怠管理を簡潔に
Kinconeは、英語表記に対応した勤怠管理システムです。従業員登録の際、登録言語を日本語か英語で選べます。初期設定や従業員登録も簡単で、画面のポップアップに従い情報を入力していくだけです。
6つのステップで就業形態を選んだり、項目を入力したりするだけの感覚的な操作性なので、誰でも扱えます。また、グループウェア「Kintone」と連携でき、勤怠管理をまとめて完結できるのも特徴です。
機能 | 詳細 |
---|---|
アプリ対応 | 〇 |
外部連携(API連携) | kintone、MFクラウド会計、Slack、人事労務freeeなど |
GPS対応(位置情報) | 〇 |
打刻方法 | PC、スマートフォン、タブレット、ICカードなど |
CSV出力 | 〇 |
シフト管理 | △(kintoneとの連携が必要) |
言語対応 | 日本語、英語(PCブラウザでの英語表記のみ対応) |
無料トライアル | 最大2か月間(申し込み翌月まで) |


英語対応の勤怠管理システムを導入するメリット
英語対応の勤怠管理システムを導入するメリットは次のとおりです。
- グローバル化の促進
- 人材の確保
- 勤怠業務の工数削減
日本では、少子高齢化とともに労働人口が減少し続けています。日本人の労働者は今後も減り続けていく見込みであり、業種や業界を問わず、外国人労働者を積極的に採用する動きも増えるでしょう。
外国人スタッフへの配慮は、社外へのアピールにもつながります。人材募集の際に福利厚生の一環として英語対応システムを導入していることをアピールできたり、グローバルな企業だと印象付けたりと、メリットはさまざまです。
グローバル企業は英語対応の勤怠管理システムを
英語対応の勤怠管理システムを選ぶときは、国内だけで使えればいいのか、海外でも使いたいのかを考え、システムを比較・検討しましょう。
国内だけ使うなら、タイムゾーン設定や海外での利用可否は気にしなくて構いません。システム全体を英語で扱えるのか、システムだけでなくサポートは英語に対応しているのかなどの事柄を重視しましょう。
外国人スタッフの多い企業や、さまざまな国の出身者が働く企業なら、対応言語の多さにも注視したいです。自社ではどんな国の出身者が働いていて、どの言語への対応が急がれるのかを考え、システムを選びましょう。
自社に合ったシステムを選ぶには、多くの情報を集め、各システムを比較することが欠かせません。勤怠管理システムの導入を検討する際は、ボクシルの無料でダウンロードできる資料を参考に情報収集し、気になるサービスを比較してください。

クラウド勤怠管理システムの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。従業員の労働時間管理、内部統制、上場準備などさまざまな目的で導入される勤怠管理システムの比較にお役立てください。サービスの料金や機能、口コミの比較表はこちら
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